久部が案内所に行くと、おばばは新たな忠告を授ける。その忠告とは「“おとこ”から生まれた男には気をつけろ」。そんな人はいないと笑う久部だが…。

WS劇場へ戻って来た久部を待っていたリカは、笑顔で迎えると、あなたの劇場と言ってWS劇場を指し示す。久部も、ロングランを成功させ、動員数を増やし、大きな劇場へ、そしていずれは紀伊國屋ホールを目指すと夢を語る。

「あなたの夢は、私の夢」と応じるリカを強く抱きしめる久部。リカは、その後ろに去っていく大門とフレを見つけると、久部にキスをして注意を逸らすのだった。

「僕は“おとこ”から生まれてきた」蓬莱(神木隆之介)がまさかの告白

久部の古巣である劇団・天上天下では『ハムレット』の稽古が行われていた。

その稽古場に乗り込んだ久部は、ハムレットを演じているのが、かつて対峙したトロ(生田斗真)と気づき驚愕。気を取り直し、意気揚々と自分の劇場を持ったことを報告するが、劇団主宰の黒崎(小澤雄太)や劇団員たちに嘲笑われてしまう。

外まで見送りに来た制作スタッフ・トンちゃん(富田望生)に対し、久部は鬼気迫る表情で、劇団クベシアターでも最高の『ハムレット』を上演してやると対抗心をぶちまけた。

同じ頃、テンペストでは、樹里の横に並んで座った蓬莱が、自分の身の上話をしていた。

なかなか樹里の興味を引けない蓬莱は、自分の母親の名前が「乙子」だと言い、「僕は“おとこ”から生まれてきたんです」と笑い話をする。気付けば樹里は酔って寝てしまっていて…。

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