脚本・三谷幸喜さん、菅田将暉さんが主演、二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんが共演するドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』第9話が11月26日に放送。

トニー安藤(市原隼人)に訪れた切ない展開に、多くの反響がありました。(※ネタバレあり)

本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。不器用ながらも、生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちがエネルギッシュに生きたこの時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描きます。

「今日のセクシー来た!」「市原隼人様 激メロ かっこよすぎ 」トニー(市原)にネット歓喜

第9話では、WS劇場オーナー・ジェシー才賀(シルビア・グラブ)が闇取引をするため、トニー(市原)と用心棒の乱士郎(佳久創)、乱太郎(佳久耀)を引き渡し現場へ行かせようとします。

久部は大反対しますが、今週の売上達成を免除してくれるという条件に惹かれ、トニーを夜公演までに戻らせるという約束で承諾。トニーもはじめは断りましたが、結局、取引へ行くことに。みんなが心配するなか、トニーは「大丈夫」と言って劇場をあとにしました。

その後、夜公演が始まりますが、一向に帰ってこないトニー。久部たちは、あの手この手で尺を伸ばしますが、とうとうトニーの出番が…。

すると、客席にいた常連の江頭論平(坂東彌十郎)がセリフを覚えているからと突如ステージに上がり、倖田リカ(二階堂)らは騒然。そこへ、ようやく戻ってきたトニーが客席後方から現れ、渾身の芝居を披露しました。

遅れたもののなんとか登場したトニーに、SNSは「トニーかっけー!!!!笑」「かっこいいーー!!トニィィーー!!!」「今日のセクシー来た!」「トニー!!いや 市原隼人様 激メロ かっこよすぎるだろ 」と大盛り上がり。

しかしその後、トニーを追って警察が劇場へ来ました。乱太郎はすでにつかまり、ジェシーは乱士郎を連れて逃亡。

トニーは終演後、自首するとつぶやきます。久部は引き止めますが、トニーははじめから覚悟していたよう。心配する恋人・パトラ鈴木(アン ミカ)を抱き寄せ、久部に「結局、舞台に穴を開けることになっちゃいました。申し訳ない…」と涙ながらに謝罪。

この展開にネットも「トニー…泣かないで…」「トニーせっかく夢中になれる演技を見つけたのに...いやだ..」「トニーが子どもみたいに泣いてる ギャップ萌えの極みー!」「トニーに泣かされる日が来るとは想像もしていなかった」と号泣。

しかし、このままだと劇場の存続も危ぶまれるため、“トニーは劇場関係者ではなく客”ということにして小芝居をうつことに。警察官たちを前に、全員が「ストリップを見に来た客が暴れている」という設定を見事に演じきり、パトラはトニーの頬をビンタし「この変態!顔も見たくないわ!」と言い放ちました。

芝居だとわかっていても、苦しそうな表情を浮かべるトニーとパトラ。パトラは連行されるトニーを見つめて涙を流しました。

2人の姿に、SNSも「トニー…いやだよ…」「涙止まらん」「トニー…あんた、本物の役者だよ…」「パトラ姉さんの一世一代の芝居、切ないよ」「みんなが培ってきた演技力がこんなところで活きるなんて嫌だよ…」「皆んな、良い芝居だった…泣ける 」と悲しみのコメントであふれました。

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