脚本・三谷幸喜さん、菅田将暉さんが主演、二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんが共演するドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』第10話が12月10日に放送。

小栗旬さん演じる蜷川幸雄さんの姿と、神木さんの絶妙な“演技下手な演技”に、多くの反響がありました。(※ネタバレあり)

本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。不器用ながらも、生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちがエネルギッシュに生きたこの時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描きます。

「すげぇ蜷川さんっぽいポーズだ!」「小栗旬楽しいだろーな〜笑」SNS感嘆

第9話では、なんとか『冬物語』を上演し終えた久部三成(菅田)が、ジャズ喫茶「テンペスト」へ。そこで久部を待っていたのは、カリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗)でした。敬愛する演出家との対面に感無量の久部。

久部が、今日の公演はトラブル続きだったものの、普段はもっとちゃんとしていると言うと、蜷川は「バカなこと言うんじゃないよ!舞台は何が起こるか分からないところが面白いんだ」と一蹴。

タバコをふかし、頬に手を当てながら「大切なのはノイズ」と演劇論を語ります。さらに「井上ひさしさんにも、観るように伝えておこう」と知り合いにも久部の舞台を勧めると言い、久部は感激しました。

1984年当時、若者を中心に熱狂的なファンを持つカリスマ演出家だった蜷川さんは、1970年代よりシェイクスピア劇を上演し、圧倒的な人気を誇りました。小栗さんは20歳のときに蜷川さん演出の『ハムレット』(2003年)に起用されて以来、蜷川作品に欠かせない存在に。

そんな小栗さんが演じる蜷川さんの姿に、SNSは「さすが小栗旬w 蜷川幸雄似すぎw」「うわー、すげぇ蜷川さんっぽいポーズだ!」「小栗蜷川さん、本物の蜷川さんとタバコの持ち方がそっくり!」「ニーナの喋りかたw」「小栗旬楽しいだろーな〜笑」と感嘆。

翌日の『冬物語』の公演では、逮捕されたトニー安藤(市原隼人)に代わり、蓬莱省吾(神木)が代役を務めることに。蓬莱は嫌がっていましたが、思いを寄せる江頭樹里(浜辺美波)に背中を押され、腹をくくります。

しかし、本番でセリフを言おうとするも、緊張で棒立ちのまま「僕が、僕が、僕が…」と、しどろもどろになってしまう蓬莱。さらには「ごめんなさい。あ、ごめんなさいって言っちゃった」と、セリフではなく“心の声”が漏れてしまう始末。

ぎこちない蓬莱を演じる神木さんに、ネットには「ひどすぎるwww」「蓬莱くんwwwこれはアカンwww」「神木くんの蓬莱による演技下手の演技いいいいいいい!!」「演技下手な演技がうますぎる神木隆之介」「神木隆之介くんの棒読みは貴重」「演技下手な演技って凄いよね」などのコメントが寄せられました。

相関図など、ドラマの基本情報はこちらをチェック!水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』公式サイト

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