『続・続・最後から二番目の恋』第3話あらすじ完全版
1977年、鎌倉。
その頃、和平少年は太っていた。しかも「ドカベン」と呼ばれ、野球ではキャッチャーばかりをやらされていた。
彼はある日、友だちから突如エロ本を渡されてドギマギ。その日、自宅でエロ本を隠したつもりだったが、翌日すぐに母に見つかってしまう…。
母は「あなたくらいの年頃になれば、こういうことに興味を持つのは当たり前」と言う。しかし、エロ本の「ここに書いてある女性像は嘘」という部分には、母によって折り紙が差し挟まれていた。
和平は、そんな話を母にさせた自分に強く嫌悪を感じて大泣き。そして、母も「和平ごめんね」と号泣。これが「和平エロ本号泣事件」の真相だった。
そして現在。
長倉和平(中井貴一)は事件以降、男同士の猥談が苦手となり、女性がつらい目にあっているのが耐えられない性格に。また、あきらめずにアタックするような恋愛ができなくなったと言う。

逆に、女性を傷つけてしまうことを考え、アタックされると受け入れてしまう=「受け身な性格」になったのではないかと、吉野千明(小泉今日子)は鋭い分析を披露。
「キャッチャー長倉ですから」と図星の和平だが、千明は恋愛においてはキャッチャーだけではダメと続ける。
「人と人とはキャッチボールだから」
千明は、自分が放ったフレーズを気に入り、台本に活かすべく長倉万理子(内田有紀)にメッセージを送るのだった。