『続・続・最後から二番目の恋』第5話あらすじ完全版
気持ちよく晴れた朝。
いつものように海岸にやってきて、海ゴミアートの制作作業をしている長倉えりな(白本彩奈)。
その様子を見ていた青年・木村優斗(西垣匠)は、えりなの名前やカフェ「ナガクラ」に作品を展示していることを知っていた。
えりなの父・長倉和平(中井貴一)が仕事仲間と話していたのを偶然聞いたと言う。
ある日のランチどきのカフェ。
優斗のすぐ近くで、仕事仲間の会社員(柳沢慎吾)たちと談笑していた和平は、えりなを話題に出していたのだ。自立しろと言っているのに、いつも「お父さん、お父さん」と言ってくる、ファザコン気味な娘だと…。
その嘘を聞いたえりなは少し怪訝な表情になるが、優斗が去ると笑みを浮かべて「お父さん、お父さん、ねぇ…」とつぶやく。

長倉真平(坂口憲二)が朝食の準備をしているカフェ「ナガクラ」に戻り、さっそく和平に「お父さん、お父さん!」と作品の感想を聞くえりな。
いつもクールな一人娘からのコミュニケーションに、和平もすこぶるうれしそう。しかし手にした新聞に目を落とすと、高齢女性のひとり暮らしに強盗が入る事件が多発しているとあり、その顔つきが曇る。
そこへやって来たのは、隣に1人で暮らしている吉野千明(小泉今日子)。昨夜、家で仕事をしていた際に外で物音がしたと話す彼女に、強盗のニュースを伝えて心配する和平たち。
しかも水谷典子(飯島直子)によれば、千明は悪酔いすると服を脱いで寝てしまうときもあるという…。