『続・続・最後から二番目の恋』第4話あらすじ完全版

吉野千明(小泉今日子)は以前も来た蕎麦屋で、かかりつけ医・成瀬千次(三浦友和)と向かい合っていた。受診後に成瀬からランチに誘われたのだ。

神妙な表情の成瀬は「吉野さんに謝らなきゃいけないことがありまして」と口を開き、亡き妻のことを切り出す。

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10年前に他界した妻は、成瀬にとって「世界一キレイな人」とまで思っていた最愛の女性。そして、千明がその妻に驚くほどよく似ていると伝える。

不愉快であれば他の病院を紹介すると成瀬は言うが、千明は彼の真面目さや正直さに、ふと和平を思い出して微笑む。

かかりつけ医として引き続きお世話になりたいと伝え、突然2ショット写真を頼む千明。なんでも、長野の実家に暮らす母親から、独身の娘を心配する手紙が届いたので、幸せに暮らしている姿を写真で報告したいのだとか。

そして2人は笑顔で写真を撮った。

一方、長倉和平(中井貴一)は、かつて秘書も務めた鎌倉市長・伊佐山良子(柴田理恵)から市長に立候補しないかと言われ、絶句していた。

我に返って断ろうとする和平を軽やかに遮り、市長は「5月29日まで返事は受け付けません」と宣言。

戸惑い、口をつぐむ和平に、市長は彼を後継者に選んだ理由を堂々と語る。鎌倉市長の仕事は、鎌倉のために“困る”こと。困るというのは誠実で愛があること、と。

千明にも「困り」が原動力だと言われたことを思い出し、いつしか和平の心は少し揺らいでいた。

最後に和平はふと、5月29日は市長の誕生日だと思い出す。その意図を尋ねると、市長は「なかなかその日は断りにくいかと思いまして」とにんまり。

市長は扇子を広げ、楽しげに笑うのだった。