『続・続・最後から二番目の恋』第10話あらすじ完全版
長倉和平(中井貴一)は、夜の神社で座り込んでいた。隣には、妹・典子(飯島直子)の夫・水谷広行(浅野和之)。
放浪の旅に出ていた義弟と、途方に暮れて顔を見合わせる。
冷たい風が吹くなか、2人の手が手錠で繋がれていた。いったいなぜ、こんなことになったのか?
話は1日前にさかのぼる――。
吉野千明(小泉今日子)が働くJMTテレビのスタッフルームは、いつになく興奮した空気で賑わっていた。
“チーム千明”による月9ドラマの企画書を提出するからだ。
長倉万理子(内田有紀)や三井(久保田磨希)たちが見守るなか、飯田(広山詞葉)が送信ボタンをクリック。彼女の「提出しました!」という言葉に、スタッフ全員が沸き立つ。
千明は、他のスタッフにリフレッシュするように言い残し、職場をあとにした。しかしその表情は、なぜか浮かない。