『続・続・最後から二番目の恋』第2話あらすじ完全版
定年後の現在も、鎌倉市観光推進課で働いている長倉和平(中井貴一)は、初対面の通訳スタッフ・早田律子(石田ひかり)に警戒され、戸惑う。

実は律子は、スケベだけど憎めない地元鎌倉の“名物おじいちゃん”一条さんの一人娘。一条さんの遺品には、“未亡人もの”の成人雑誌やDVDの入った箱があり、外側には「くらちゃんへ」と書かれていた──。
一方、胸の動悸を感じて成瀬医院を受診した、テレビ局ドラマ制作部のゼネラルプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)は、別の理由で胸が高鳴っていた。
目の前に現れた医師・成瀬千次(三浦友和)の風貌が、友人たちに話していた理想の医師そのものだったのだ。

素敵な出会いに心はずむ千明。対する成瀬も、亡き妻とそっくりな千明に内心で驚く。
和平と律子は、中国からの観光客が押し寄せている観光地に到着。
動けないほど緊張しながら「今日が私の人生の第二のスタートなんです」と言う律子は、ややピントのズレた生真面目な言葉を残して、観光客の輪に飛び込んでいく。

その背中を見守りながら、和平は3年前の自分を思い返していた。