指名が入り、席を立つカヲル。百々子がカヲルを目で追うと、指名したのは愛実の母・早苗(筒井真理子)だと気づき驚く。

早苗は、自分が愛実の母親であることをカヲルに告げると、もう娘と会わないでほしいと伝えた。そんな早苗にカヲルが酒を勧めると、テキーラを注文。

2人の様子を観察する百々子に、つばさはカヲルに抱くいら立ちを語る。

自分もカヲルと同じく底辺で育ったが、努力して大学に入学。しかし、カヲルは大した努力もせずそこそこの成績を上げて、オーナーにも可愛がられている。それが受け入れられないと言う。

学校で生徒の相談を受けた愛実(木村文乃)のもとにカヲル(ラウール)がやってきて…

テキーラを飲み干した早苗は、誠司に言われた通りにカヲルの前に札束を置き「これで収めてください」と申し出る。

釣り合わない者同士が近づくと不幸になる、結婚前の娘を惑わさないでほしいと真剣に訴えかける早苗に、カヲルは内心動揺しながらも、その金で飲んで楽しんでいってほしいと微笑んだ。

一方、家に帰った愛実は佐倉から電話を受ける。クラスの生徒・沢口夏希(早坂美海)とその母・あかり(映美くらら)から相談があると聞き、学校へと向かった。

夏希はアメリカの大学への留学を希望しているが、国際情勢の悪化に不安を抱くあかりは反対。愛実は自分の希望を表現できる夏希は素晴らしいと思うと話し、事前に用意していた夏希の希望に添う安全な環境の大学の資料をあかりに渡す。

夏希とあかりを校門まで見送り、門を閉める愛実と佐倉。校舎へと戻ろうとした愛実だが、何かの気配を感じてその場に残る。

そこに現れたのは…カヲルだった。

門を挟んで会話する2人。今日は帰ってほしいと言う愛実だが、カヲルは門を掴む愛実の手に触れ、「俺、先生のことが…大っ嫌い」とつぶやく。何も言えなくなる愛実。

そんな2人の様子を、佐倉と夏希が目撃していた…。

<相関図などドラマの基本情報は、番組ホームページをチェック!>
<最新放送回は、TVerFODで無料配信中!>