久しぶりに帰宅した雄太は、懸命に家事をしたり、妻・絵美(野波麻帆)の料理教室を手伝ったりして家族に歩み寄ろうとするが、絵美からは突き放されるばかり…。
肇は元恋人・小野寺さつき(中越典子)と、建設会社石渡組の会長・石渡秀信(近藤芳正)のもとへ謝罪に訪れる。条件つきで最後のチャンスを与えられるが、肇は石渡の傲慢さを指摘し、さつきに連れられてその場を後にした。
紀介は仕事中に腹痛を訴え、介護士・三島ひろ子(奥田恵梨華)に声をかけられる。体調が落ち着くと、ひろ子はクリスマスの約束を断ったのは亡き夫への思いからだと明かした。紀介はその思いを受け止め、誠実に向き合おうとする。
マチルダ(木竜麻生)が残した言葉は単なるメッセージか、それとも…
大晦日、雄太たちは西野白馬(福本莉子)が働く「ガンダーラ珈琲」に集まる。
店にいた鶴見巡査(濱尾ノリタカ)に恵子の現在の居場所と当時の火事について調査を頼むが、とり合ってもらえない。3人はマチルダが消えた37年前の大晦日に思いを馳せる。
1988年の大晦日、3人は高台でマチルダと会っていた。彼女は彼らに約束を守るように告げ、その日を境に姿を消す。だが、約束の内容までは思い出せない。
さらにその夜、ユン、チェン、キンポーは部室で落ち合い、映画研究部のプレートの裏にマチルダが書いた「上を向いてガンバレ!」というメッセージを見つけたのだ。
雄太たちはそれが単なる年越しのメッセージだったのか、それとも彼女自身が事件に巻き込まれることを予感して残したメッセージだったのかと疑念を深める。
年が明けたある日。雄太は受験勉強中の娘・綾(三浦舞華)を励ます一方、絵美が主宰する料理教室で明るく振る舞い、場を和ませていた。
その夜、雄太が保管していた、マチルダのものと見られる人骨の箱を絵美に見られてしまう。絵美に問われ、中学時代に失踪した恩師の真相を追っていると、明かす雄太。
絵美は、その先生が今の雄太に何か大事なことを伝えようとしているのかもしれないと、理解を示した。
