<相島一之 コメント>

 

(鳩山は)場を明るく、前向きにしていくような人なんじゃないかなと思います。失笑を買いながらも前に進んでいくところは、個人的にとても好きです、そこはおじさんのパワーというか(笑)。

周りの状況をあまり気にせず、場を和ませていくんですよね。この作品の中でもとても好きなキャラクターです。

第6話を見ていただければわかると思いますが、鳩山さんには、きちんとしたドラマがあるんです。壮絶と言ってもいいくらい、大変なものを抱えながら生きている人なんですよね。いろいろな意味で屈折したところがあって、すごく難しい役なんです。

その屈折の度合いをどう表現するかは難しいですが、見ていただいた方に「ああ、そういうことだったのか」と感じてもらえたらうれしいですね。ただ、屈折した部分を深く考えすぎると、難しくなってしまうんですよね。基本的にはお気楽で、いつもバカバカしいことを言っている人。だから、「バカバカしすぎて、やりすぎていないかな」という不安もありますね(笑)。

左から)鳩山和子(坂田啓子)、鳩山繁則(相島一之)

僕がクランクインする前に、イモトさんがウズメの謝罪シーンを撮影していたんです。ウズメが鳩山さんの土下座を参考にして謝るというシーン。

ところが実際には僕が、イモトさんの演じたウズメの土下座を参考にするという逆転現象が起きていたんです。イモトさんの土下座は、動きがとてもキビキビしていて素敵だった。なので、僕もその動きをまねさせていただきました(笑)。

鳩山のダジャレには苦労しています(笑)。やっぱり頭の回転が速い人でないと、パッと出てこないんですよね。

みなさんは笑うかもしれませんが、簡単そうに見えてなかなかできるものではありません。僕だけでなくスタッフさんも含め、みんなで知恵を出し合ってくだらないダジャレを必死に考えているんです(笑)。

 

謝ってばかり!?妻には頭が上がらない相島一之の私生活

妻にはしょっちゅう謝っていますよ。土下座まではしませんけどね(笑)。本当にささいなことです。例えば炊飯器の内釜にかたいものを入れてしまうと、コーティングに傷がつくから入れないでと言われたり。

僕は本当にダメダメなんです。謝るのが得意かどうかはわかりませんが、怒られることには慣れています。もう妻には頭が上がらないですね。

18年ほど前に大病をしたことがあって、当時は「もしかしたら、俺は死ぬんじゃないか」と思いました。そのときに支えてくれたのが、今の妻だったんです。妻がいなかったら、僕は死んでいたんじゃないかと思うくらいです。

もう頭が上がりません。結婚して子どもが2人できて、家族というのは本当に大きな力をくれるものなんだと感じています。もちろん子どもたちがいつも相手をしてくれるわけではありません。「お父さんより、お母さん!」という感じですが、それでもいいんです(笑)。

先輩方の話を聞くとですよ、親子の関係は20歳くらいになると、またシャケのように戻ってくるらしいんですよ。そうしたら、一緒にデートもできるし、お酒も飲める。そういう関係になれることを楽しみにしています!