WS劇場のダンサーや芸人が出入りするグローヴ荘は、窓からWS劇場を望む画を撮影するため、このオープンセットのなかで唯一、2階に上がることが可能になっています。

そこは、かつては彗星フォルモン(西村瑞樹)と王子はるお(大水洋介)が組むお笑いコンビ「コントオブキングス」の楽屋として、今は劇団クベシアターの男性陣が楽屋として使っている部屋。

雑然としていますが、窓に「一日一ネタ」「お笑いとは 面白いこと 結局はコレ」と芸人らしい張り紙がズラリ。なかには「フォルモンランキング」なるものも…。

テーブルの上にはカセットテープが。タバコの銘柄のゴミ箱も懐かしい!(左下)、部屋の隅には第1話放送時に「『GU-GUガンモ』だ!」と盛り上がりを見せた『週刊少年サンデー』も発見(右下)
「グローヴ荘の部屋の中から見えるWS劇場の風景はイメージ通りにできました」(棈木)、「WS劇場の大看板が見えるところが気に入っています」(稲場)

1980年代を感じるものがあちこちに!電話ボックスに貼られたチラシも作り込みが細かい!

当時を知る人が懐かしさを感じるものが散りばめられているこのオープンセット。WS劇場のロビーには、そばとうどんの自動販売機や古い気象計が。さらに、今ではほとんど見かけない「ピンク電話」「赤電話」と呼ばれる公衆電話も。

WS劇場の入り口にあるバーカウンターでは、ビール、日本酒、コーラ、オレンジジュースが販売されています
“大人”なチラシがびっしり貼られている電話ボックス(左)、自動販売機の側面に貼られた手書きの「お金貸します」も時代を感じます…(右下)

「ストーリーやお芝居はもちろんですが、少しだけ背景の飾りも楽しんで見ていただけるとうれしいです」と語る稲場さん。劇中で一つひとつのセットや小道具はあまり映りませんが、よく見てみると新しい発見があるかもしれません。

今後の放送や見逃し配信では、ぜひ美術セットにも注目してご覧ください!

相関図など、ドラマの基本情報はこちらをチェック!水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』公式サイト

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