ヤケになってキャバクラで羽目を外すカヲル。泥酔し、ホスト寮の屋上で1人で酒を煽る。そして、次第に溢れてくる涙。

一方、愛実の家を誠治が訪問。誠治はボロボロになったカヲルの帽子を愛実に渡し、早苗から別れ話を持ちかけられたと伝える。

愛実がもう自分のものではないとわかったと言い、謝罪する誠治。あちこち破れた帽子を胸に抱き、愛実は号泣した。

花火大会の日…日傘を取りに向かった愛実(木村文乃)を待っていたのは

三浦海岸の花火大会の日。愛実は1人で食堂を訪ねる。

食堂で働く女性は日傘とともに1通の手紙を差し出す。それはカヲルからのものだった。

自分の思いを一生懸命に綴った手紙を、大切に読む愛実。しかし手紙は「だから、俺、」で終わっていた。不思議に思った愛実が尋ねると、女性は「本人に聞いてみれば」と返答する。

愛実が店を出で海岸に向かうと、そこにはカヲルの姿が。手紙が途中だったことを伝えると、「終われなくてさ」とつぶやくカヲル。

終わらせたくないから最後を「。」ではなく「、」にしたと話すカヲルは、もう一度試験を受けると話す。

愛実は、手紙の宛名の「愛」の字が間違っていたと指摘。悔しがるカヲルは、砂浜で「愛」の字を練習する。何度も何度も、砂浜に「愛」を書く2人。

数えきれないほどの「愛」の中心で、2人は長いキスをした。

小川家では、パートに出かける早苗を誠治が見送っていた。エプロンをつけ、楽しげに食事の支度をする誠治。それぞれの日常は、変化しながら続いていくのだった…。

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