警察署に着いた愛実は担当刑事に会うと、カヲルに識字に問題があると話し、配慮してほしいと懇願。その様子を、警察に呼び出されたカヲルの母・香坂奈央(りょう)が見ていた。
今だけ助けても何も変わらない、同情は残酷だと言う奈央に、愛実はカヲルに自信を失ってほしくないと訴えた。

警察署を出た愛実は「THE JOKER」の社長・松浦小治郎(沢村一樹)に声をかけられる。
松浦は愛実に店を閉めること、カヲルの事情聴取が終わったことを伝え、読み書きを教えていた愛実に親代わりとして礼を伝えた。
カヲル(ラウール)に会うため寮に向かう愛実(木村文乃) しかし、すれ違い…
聴取を終えたカヲルは、奈央とともに警察をあとにする。愛実が刑事にカヲルの特性を伝えて配慮してほしいと頭を下げていたこと、自信を失ってほしくないと話していたことをカヲルに伝える奈央。

愛実は意を決してカヲルの寮を訪れる。しかしカヲルは屋上におり、部屋には誰もいなかった。
屋上へと向かう愛実だが、カヲルとは入れ違いに。屋上で1人、カヲルとの“学校”の日々を思い返していた愛実は、いつも机の代わりにしていた室外機に何かを書き残す。

夜になり、ホスト寮の屋上ではホストを辞める竹千代(坂口涼太郎)の送別会が行われていた。
つばさ(荒井啓志)は自分もホストを辞めることにしたと打ち明け、騒動について謝罪。それぞれの思いを胸に、最後のコールで盛り上がる。