「恵み農園」では40人ぐらいが共同生活をしているらしく、森園は相部屋になった楠木恵里奈(島崎遥香)という女性から「神奉式」の噂を聞き出した。

一方、水上涼介(本郷奏多)は雀荘で、公安部の仲間から「幸せの果実」が人身売買をしているという噂を聞く。

森園が体験入園から戻った。

彼女は園の雰囲気を気に入ったようで、水上が人身売買の噂を話しても信じない。優秀な信者が次のステージに行くための儀式・神奉式について説明する森園に、二階堂は「次のステージ」について詳しく調べるよう指示を出す。

連絡が途絶えた森園(志田彩良)…農園で一体何が!?

再び農園に向かう森園。次のステージはここよりも広い果実園だと楠木から聞いた森園は、他の施設から離れた場所にある貯蔵庫を捜索。その隠された部屋で見つけたのは祭壇に飾られた楠木の写真だった。

慌てて外に出て衛星電話を取り出すと、運転手の野間に声をかけられ…。

乾と水上は、とある信者の母親を訪ねていた。娘からの手紙には「神奉式で選ばれると『救済の楽園』に行ける」と書いてある。それを最後に、娘からの連絡は途絶えてしまったと言う。

警視庁では、西条が森園を心配していた。3年前に潜入していた捜査員が教団に取り込まれてしまっていたのだ。

二階堂は、森園との連絡が途絶えていることを告白。神奉式は明日に迫り、二階堂たちは現場に向かった。

農園の入口で再会した森園は、そっけない。二階堂が「一緒に帰ろう」と言っても「どうぞお帰りください!」と声を張り上げる。二階堂は彼女の頬を叩き「目を覚まして」と説得するが、それはこっちのセリフだと言い返されてしまった。

一旦撤収を提案する二階堂だが、乾は「放っておくわけにはいかねえだろ」と単独で救出に向かう…。