火9ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な「おとり捜査」に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称「スティンガース」の活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント。
アメリカ帰りのキレッキレの女性捜査官・二階堂民子(森川葵)がチームを率いて、事件解決に導きます。
2025年9月16日(火)に放送された第9話のあらすじ完全版を紹介します。
『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』第9話あらすじ完全版
スティンガースルームで水上涼介(本郷奏多)、森園はな(志田彩良)、小山内誠(井内悠陽)がボードゲームに興じている。
水上が強すぎて負け続ける森園と小山内は、乾信吾(藤井流星)になら勝てると思ったのかゲームに誘う。
するとそこに、関口欣二郎(杉本哲太)がある人物を連れてやって来る。それは、政務担当首相秘書官の前岸とラマバティ(矢野聖人)という男だった。

前岸は中央アジアにある一党独裁の国家・バンジャタン共和国の説明を始める。
警視庁の幹部会議室では、警視副総監の菱田をはじめ、刑事部、公安部、交通部、総務部、警備部の部長と西条巧(玉山鉄二)、二階堂民子(森川葵)が集結していた。
バンジャタン共和国の最高指導者アデル議長が亡くなり、政府は議長の長女の息子を後継者に据えようと動いていた。しかし彼らにとって目障りな存在が現れる。それがラマバティだ。
彼は反乱分子として国外に追放され、日本に身を隠し暮らしてきた議長長男の息子だった。
ラマバティは今、命を狙われており、日本政府としては国内に潜伏する工作員を捕らえ、暗殺を阻止する必要がある。手柄を挙げたい警察幹部たちは自分たちの主導を主張するが、副総監は囮(おとり)捜査室の主導を明言した。
驚く幹部たちをよそに、西条は言う。「おとり捜査なら積極的に工作員をおびき出すことができ、早期の解決が見込めます」と。警視庁の威信にかけて頑張ってくれという副総監に、「スティンガースにお任せください」と二階堂は自信を見せた。