木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』は、2人の子を持つ夫婦を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディ。

19年前、あることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わしていた主人公夫婦。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉(北村有起哉)と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん(仲間由紀恵)が、何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿が描かれます。

2025年10月16日(木)に放送された第2話のあらすじ完全版を紹介します。

北村有起哉主演!仲間由紀恵共演!木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』登場人物・キャスト一覧

『小さい頃は、神様がいて』第2話あらすじ完全版

台風の夜、「たそがれステイツ」に住む3世帯は3階の小倉家に集い、朝まで共に過ごして打ち解ける。

その日の夜、小倉あん(仲間由紀恵)は「子どもが二十歳になったら離婚する」という過去の約束が生きていることを夫・渉(北村有起哉)に打ち明けた。

息子・順(小瀧望)は既に二十歳を超え、娘・ゆず(近藤華)が二十歳になるまでは、あと54日。驚く渉はあんに反論し、言い争いが始まりそうになる。

寝ているゆずにバレないように、家を出て車に乗り込む2人。それを見た、2階に住む樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)、1階に住む永島慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)は、それぞれに事情を察していた。

よく行く洗車場に車を停め、誰にも遠慮せずに言い争いを始める渉とあん。突然すぎる、一方的すぎると訴える渉に対し、あんは19年前の約束を取り消したことはないと反論する。

渉は、経済面や子どものことを持ち出し説得しようとするが、離婚は決定事項だと言い切るあん。2人は口論しながらも協力して車を磨く。

空が白み始めた頃、疲れた2人はコンビニのたい焼きを分け合って食べることに。渉は、幼い2人の育児に追われて号泣しているあんに「子どもが二十歳になったら離婚する」と約束をさせられたときのことを思い出し、幸せだった日々を回想していた。

一方、奈央と志保は深夜の散歩に出かける。いつもとは違う道を歩いていると、リサイクルショップに理想的なキッチンカーが売られているのを発見。

キッチンカーでお店を開くという夢を抱く2人はその車との出会いに運命を感じるが、150万円近い売値を見てショックを受ける。それは2人には到底手が届かない金額だった…。

翌朝、妙なテンションでしゃべる渉のせいで、小倉家の食卓は微妙な空気に。ゆずが夜に出かけると知り、あんと2人で過ごしたくない渉は渋い顔になる。

会社で業務に追われるなか、会長(角野卓造)とランチを共にすることになった渉。昔話に花を咲かせ、社歌を歌う2人。そして、会長からあんについて聞かれた渉は、離婚の約束について話してしまう。会長は上機嫌で大笑いして…。