火9ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な「おとり捜査」に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称「スティンガース」の活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント。
アメリカ帰りのキレッキレの女性捜査官・二階堂民子(森川葵)がチームを率いて、事件解決に導きます。
2025年9月30日(火)に放送された最終話のあらすじ完全版を紹介します。
『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』最終話あらすじ完全版
バンジャタン共和国の後継者候補ラマバティ(矢野聖人)が撃たれた。
ビルの屋上からヘリで米軍基地へと移動し、そこから亡命するというプランは情報漏洩の可能性を最小化するために、二階堂民子(森川葵)が単独で立案・決行したもの。しかし、かえって二階堂は工作員とのつながりを疑われてしまう。
さらに、二階堂はかつて外務省出向時、バンジャタン共和国との国交交渉を手がけていたことが明らかになり、取り調べを受けることに…。
警視庁の取調室で、監察官の調査を受ける二階堂。これまでの囮(おとり)捜査が独断だったことを非難されるが、彼女は正規のプロセスを経てきたと反論する。
ラマバティ銃撃の件では、二階堂が単独で行った移送計画がなぜ外部に漏洩したのか、と問い詰められるも、毅然とした態度で弁護士を呼び、二階堂は取調室を退出した。

二階堂が取り調べを受けていると聞き、スティンガースに衝撃が走る。
西条巧(玉山鉄二)は「真実は必ず明らかになる」と乾信吾(藤井流星)、水上涼介(本郷奏多)、森園はな(志田彩良)、小山内誠(井内悠陽)、関口欣二郎(杉本哲太)を落ち着かせた。
するとそこに、二階堂が取り調べに現れないと連絡が。一方、西条は警視庁の部長たちの誰かが工作員だと疑いをかけていた。
二階堂の疑惑を晴らすには、本物の工作員を捕まえるしかない。水上が立案した作戦は、ラマバティが入院する部屋番号について各部長にそれぞれ違う番号を伝えるもの。そうすれば、工作員が現れた部屋番号で流出元が特定できるという算段だ。
613号室のラマバティは、看護師に変装してナースステーションへ。502号室に乾、304号室に関口、206号室に小山内、712号室に森園、418号室に水上がスタンバイしていると、やはり工作員たちは病院に潜入してきた。
彼らは613号室のドアから出てきた女性を追いかける。しかし、それは二階堂に扮した森園だった。乾たちが工作員を取り押さえ、確保する。