火9ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な「おとり捜査」に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称「スティンガース」の活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント。
アメリカ帰りのキレッキレの女性捜査官・二階堂民子(森川葵)がチームを率いて、事件解決に導きます。
2025年7月22日(火)に放送された第1話のあらすじ完全版を紹介します。
『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』第1話あらすじ完全版
能力は高いが暴走しがちな刑事・乾信吾(藤井流星)。彼は強盗犯罪グループに身分を偽装し、潜入捜査をしていた。
指示役からの「ババアをやれ(殴れ)」という指示に従えず、犯罪グループの上層部に迫ることができなかった彼は、捜査一課から「囮(おとり)型擬装捜査検証室」に異動となる。
そこは、警察庁審議官の西条巧(玉山鉄二)が中心となって創設された、独立した捜査機関だった。

異動に不服な乾は、庁内に不審者を見かけ、後をつけていく。その人物が入った部屋に飛び込むと…そこは囮型擬装捜査検証室、通称・スティンガースの部屋だった。
FBIのスティング・オペレーション(囮捜査)チームで優秀な成績を残していた二階堂民子(森川葵)を筆頭に、ゲームマニアで頭脳明晰な元公安部・水上涼介(本郷奏多)、美術学校で培った舞台用小道具の制作を得意とする元交通部・森園はな(志田彩良)、SNSで数万人のフォロワーを持つコスプレイヤーの元総務部・小山内誠(井内悠陽)、立てこもり事件で16時間もの間微動だにしなかった元警備部機動隊員の忍耐の男・関口欣二郎(杉本哲太)という個性的なメンバーが集結している。

スティンガース初担当の事件は、匿名・流動型犯罪グループいわゆる“トクリュウ”の摘発。
二階堂がさっそく「実行犯の1人が仲間の金を奪って逃走中」という記事をマスコミに流すと、犯罪グループの集金係から接触が来る。トクリュウのトップを捕まえるための第1ステージ、集金係との接触が始まった。