火9ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な「おとり捜査」に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称「スティンガース」の活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント。

アメリカ帰りのキレッキレの女性捜査官・二階堂民子(森川葵)がチームを率いて、事件解決に導きます。

2025年8月26日(火)に放送された第6話のあらすじ完全版を紹介します。

森川葵主演!火9ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』登場人物・キャスト一覧

『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』第6話あらすじ完全版

居酒屋で乾信吾(藤井流星)、森園はな(志田彩良)、関口欣二郎(杉本哲太)が飲みながら演技について語り合っている。

これまでの囮(おとり)捜査をふり返りながら、芝居が楽しくなってきた者、役の幅が広がった者、それぞれのよう。

一方、居酒屋の高級そうな特別個室には、西条巧(玉山鉄二)、水上涼介(本郷奏多)、小山内誠(井内悠陽)が集まっている。

実は、この居酒屋は食品衛生法違反の疑いがあり、捜査していたのだった。

別の日。とある小さな劇場では、東京帝都大学の劇団『夏の遊牧民』の公演が行われていた。

カーテンコールで拍手に包まれる場内。そんななか、猟銃を持った男が突如現れる。犯人は劇団員と観客を人質に取って立てこもり、総理大臣との対話を要求してきた。

警視庁の幹部会議室では、囮捜査室の出動が要請される。思想犯の可能性がある以上、刑事部だけで扱える事案ではない。西条は了承し、スティンガースが捜査を主導、二階堂民子(森川葵)が指揮を執ることになった。

捜査拠点となる劇場向かいのビルに入る二階堂ら。そして、関口が政務担当首相秘書官として潜入する。

関口は緊張の面持ちで劇場に入ると、自身が人質となる代わりに客を解放してもらうことに成功。しかし、劇団員8名は中に残されたまま。立てこもり犯が天井に向け発砲した際に、関口はバランスを崩してセットの電飾を壊してしまう。

その頃、SIT突入部隊の動きが鈍いことに苛立つ乾。単独で突入しようとする彼を二階堂が制止するも、「…俺はお前の犬じゃねぇ」と出て行く。

そんな乾のあとを追いかける水上。2人は劇場ビルの1階で、セキュリティシステムが一時停止する貼り紙を目撃した。