二階堂と水上が沢村邸に向かうと、リビングには広海と大毅、秘書の須藤一馬(大場泰正)、運転手の足立、家政婦の真野がいた。

どことなく水上と似ている大毅を見て「いいですねえ…」と笑みをこぼす二階堂だが、水上は大毅から嫌われてしまう。とその時、電話が鳴る。

ショッピングモールの駐車場に金を持ってこいと犯人から指示があり、電話は切れた。

二階堂(森川葵)指揮のもと水上(本郷奏多)が身代金受け渡しに臨む

大毅が贋札(がんさつ)の入ったケースを持ち駐車場に向かうと、そこには1枚の封筒が。中を開けると「おくじょうの消火栓8番にカネをもってこい」の指示が書かれている。

その場に向かうとラジコンヘリが現れた。しかし、ロープにくくりつけたケースは落下し、ヘリはそのまま飛び去ってしまう。

西条の指示により、二階堂が捜査の指揮を執ることになる。

沢村邸では、父親を呼ばない広海を大毅が非難。しかし、実は父親は昨年亡くなったのだという。

水上は父親役を続けることになり、身代金は駐車場での受け渡しの失敗や「金庫からすぐに用意ができる」という須藤の意見により、本物を使う方針へと変わった。

再び沢村邸の電話が鳴り、犯人は公園のオブジェに来いと指示。

現金の入ったケースを持った水上と大毅が向かった先にはまた封筒があり、「東門の公衆電話を取れ」との指示が。公衆電話では「北品川の高速バスターミナル、待合所に来い」とさらに指示される。

バスターミナルのベンチで「帰りたい」とつぶやく大毅に、漫画の話を振る水上。2人は『アルフレッドの洞窟』という漫画の話で盛り上がる。

するとその時、アナウンスが流れ、大毅は案内カウンターで封筒を渡された。