郁子の話が頭から離れないなつ美の元を、妹・ふゆ子(小川彩)と幼なじみの瀬田準太郎(小宮璃央)が訪ねてくる。

初めて江端家を訪れた2人に部屋を案内するなつ美。その時、急きょひと晩だけ帰宅できることになった瀧昌が帰ってくる。

玄関を開け、瀬田の姿を見た瀧昌は不審者だと勘違いし、襟元を掴んで放り投げた。慌てて家の中へ入ると、そこには団子を食べているふゆ子の姿が。さらに混乱する瀧昌。

そこへなつ美が現れ、瀧昌はようやく状況を理解した。

なつ美(芳根京子)との“生活”に幸せを感じる瀧昌(本田響矢)だが…

改めて対面する瀧昌と瀬田。お互いに嫉妬心を燃やす2人は、笑顔のままで嫌味を言い合う。

それを見て、「瀧昌様とすぐに打ち解けてずるい!」と瀬田にヤキモチを焼くなつ美。

瀬田に意地悪をしたり、じっと睨んだりと自分には見せない親密さを見せるなつ美に、気が気ではない瀧昌。

一方、瀬田はなつ美の様子を見て、彼女の胸の内を言い当てる。瀬田の指摘に慌てるなつ美。瀧昌は2人が何を話しているのか気になってしまい…。

ふゆ子と瀬田が帰ったあと、なつ美の背後から顔を近づけ、瀬田と何を話していたのかと聞く瀧昌。すると、なつ美は、瀧昌と仲良くする瀬田にヤキモチを焼いていたとしぶしぶ白状。

力が抜けた瀧昌は「あまり他の男と仲良くしないで」と告げる。驚きながらも、うれしさがこみあげてくるなつ美。

その夜、風呂から上がったなつ美が寝室に入ると、瀧昌はすでに布団に入って横になっていた。

なつ美は布団に入って瀧昌に近づき、その頬を指で持ち上げて笑顔を作る。瀧昌は目を開け、なつ美の頬を片手で掴むと、ふにふにと何度も押し合わせた。

瀧昌は家に帰ってきた幸せを噛み締めるが、一方でなつ美に寂しい思いをさせていることに心を痛める。