以前、葵は会社の自社ブランドの立ち上げに関わっていたが、彼女のせいで企画は中止に。葵が花の香りを感じられなくなってしまったのは、そのときのトラウマのせいだった。
これ以上自分を追い詰める必要はないと、葵を慰める優子。澄晴といたときに香りが戻ったことが忘れられないという葵の言葉に、優子は彼を忘れて前を向くようアドバイスするが…。
そんななか、300万円の売り上げのタイムリミットまであと一晩となり追い詰められた澄晴は、思わず葵に電話してしまう。
自分を信じないと後悔する…葵(内田有紀)の言葉を受けた澄晴(寺西拓人)は…
必死で生きているつもりなのに何も上手くいかず、どうしたらいいかわからないという澄晴に、自分を信じないと後悔すると告げる葵。自分を信じることができずに香りを失ってしまった葵にとって、それが彼に送ることができる最大のエールだった。
翌日。ギャラリーに優子を呼び出した澄晴は、300万円の契約を切り出す。優子は澄晴のためになるならと喜んで契約書にサインするが、自分を信じてという葵の言葉が澄晴の耳によみがえった。
このままでは一生後悔すると優子の契約書を破り捨て、仕事を辞めると店を飛び出す澄晴。優子は彼に追いすがるが、澄晴は恋愛感情はなかったと心から謝罪する。
眞澄にも示談金を払わないと告げ、自分の人生を変えるために歩き出した澄晴。彼がピオニーの絵が飾られている駅のコンコースに向かうと、そこに葵の姿があった。
ピオニーの絵を見ていた葵に、優子に支払った160万円を返すと宣言する澄晴。葵は自分が勝手にしたことだからと断ろうとするが、澄晴はお金を返さないと前に進めないと訴え…。
連絡先を交換するのは不安だという葵と、1週間後にまた絵の前で会うことを約束する澄晴。まずは今持っている全財産を渡すと小銭をぶちまけてしまった澄晴の必死さに、葵は思わず笑顔を見せる。
その笑顔を見た澄晴は、自分の未来を見届けてほしいと願って葵と見つめ合う。そんな2人の背後にあるピオニーの絵には、「Subaru」というサインが入っていた。

