イモトアヤコさんが、土ドラ『再生のウズメ』に臨む心境を語りました。
土ドラ『再生のウズメ』は、元子役ながら、12年間引きこもってきた主人公・田村ウズメ(イモト)が、便利屋「救ちゃん」との出会いをきっかけに人生を少しずつ再生していく物語です。
本作で連続ドラマ初主演を務めるイモトさんにインタビュー。ウズメの役柄や印象的なシーンについて、そして、作品の内容にちなみ、1歩を踏み出した経験やそういった際に大切にしていることなどを聞きました。
イモトアヤコ 引きこもりの役柄に「演じられるかな?」と不安
──今回、連続ドラマ初主演ですが、改めてオファーを受けた心境を聞かせてください。
これまでドラマにいくつか出演したことがあり、そこで主演の方の佇まいとか、スケジュール感を遠目から見て「大変そうだな」と思っていたんです。その大変さを自分が引き受けることになるのか、というプレッシャーと不安は大きくありました。
撮影が始まった今も「風邪を引いたらどうしよう」みたいな怖さを感じていますけど、すごくいい現場なので、助けられています。
現場の皆さんが本当に丁寧に作品づくりをされているんです。監督は「安心安全」が口癖ですしね(笑)。物理的なこともそうですが、心の安心安全も守って作品を作りたいとおっしゃっていて。もちろん疲れることはあるけど、また次の日に新たな気持ちで入っていける現場です。
──ウズメをどのような人物と捉えて演じていますか?
ウズメは40歳で、12年間引きこもっているというところから物語が始まります。その設定だけ聞くと、暗い雰囲気をイメージする方もいるかもしれません。
でも、原作を読んだときに、ウズメは陽キャとまではいかないかもしれないけど、明るさを持っている人だなと感じました。パッと見の暗さだけではなく、明るさを芯に持って表現できたらと思っています。
──パブリックイメージと違う引きこもりのウズメを演じるのは、大変ではありませんか?
皆さんには私が明るくて積極的な人に見えているでしょうし、実際、オフの日はガンガン予定を詰め込んで、家にはあまりいないタイプの人間なので、「ウズメ、演じられるのかな?」と思っていました。
撮影の初日まですごく不安だったのですが、現場に着いて、ウズメの部屋のセットに入ったときに、自然とウズメになれた気がしたんです。とにかく散らかった部屋だったのですが、そこに1日いたことが大きかったのかなと思います。
──ウズメに共感する部分はありますか?
引きこもりと聞くと共感するのは難しいのかなと思っていました。
でもウズメは、興梠侑誠(白洲迅)が代表を務める便利屋「救ちゃん」で働き始め、人との関わりが増えていきます。そのなかで、依頼者に対して何かを言うとき、その言葉は自分自身に向けたものであることが多い気がしていて。
自分もそういった経験があるので、共感できるなと思いました。
──出演情報が解禁された際、ウズメの役作りの一環で「ウズメとして日記を書く」とコメントしていましたが、日記は書いていますか?
恥ずかしながら書いています。毎日ではないですし、そのとき撮影するシーンのウズメの気持ちをバーッと台本の横に書いているだけですが。ほぼ読めない字で(笑)。でも、書き出すことで安心感がありますね。

