ある日、西野白馬(福本莉子)はSNSで、1980年ごろの美大生の集合写真を見つける。その画像には、若き日のマチルダらしき人物が写っていた。
雄太たちは、投稿者の原奈々(星乃あんな)と、奈々の祖父母であり、当時のマチルダのことをよく知っている、武文(小須田康人)と美紀子(山下容莉枝)に面会する。
美紀子はマチルダと好きなものが似ていて親しい時期はあったが、徐々に疎遠に。マチルダが老舗のつくり酒屋の男性と結婚したことは知っていたものの、離婚した理由は不明だという。
一方で、武文はマチルダの二面性を指摘し、彼女は悪いアルバイトで金を稼ぎ、退学処分寸前になったと語る。3人は思いもよらないマチルダの過去にショックを受けた。
雄太(反町隆史)、肇(大森南朋)、紀介(津田健次郎)は映画が未完成に終わった理由を思い出す
その夜、紀介は母・祥子(高橋惠子)と介護士の三島ひろ子(奥田恵梨華)と、肇は元恋人・小野寺さつき(中越典子)と、それぞれクリスマスを過ごそうとするが、どちらもうまくはいかない。雄太もまた自宅に戻るが、居場所がない。
3人は自然と肇の自宅に集まり、クリスマスを一緒に過ごす。
そこで映研時代の映像を見返し、当時、編集を続けていたにも関わらず映画が未完成に終わった理由を思い出す。それは、クライマックスの決闘シーンを収めた「No.12」のビデオテープ紛失だった。
肇が探しても見つからなかった「No.12」は、1988年になくしていたのだ。
当時、ユン(=雄太/大角英夫)とチェン(=肇/青木奏)は、肝心なシーンがなくては映画にならないと大喧嘩になり、マチルダから撮り直しを提案された。だが、撮り直した形跡はない。
すると、武文の話にショックを受けた紀介が、これ以上深くマチルダのことを知るべきなのかと、疑問を投げかける。雄太は、事実を突き詰められるのは自分たちだけだと語り、3人はどんな結果になろうと、真実を受け止めようと覚悟を決めた。
3人は再び阿部のもとを訪れ、彼の証言から、望月が実行犯である鳥飼を動かしていたという事実をつかむ。雄太たちは白馬が働く「ガンダーラ珈琲」で、阿部の証言と望月の記憶を整理していく。
3人が慕っていた望月は、コンサルタントを名乗っており、ユンやチェンの父の仕事にも関わっていた。
いつも流行の最先端をいくスーツに身を包み、羽振りが良く、ある時、映研の活動を応援していると言って、ユンたちにマイケル・ジャクソンのコンサートチケットを5枚プレゼントしていた。
