ドラマ『GTO』の制作決定発表会見が4月29日に行われ、主演の反町隆史さんが出席。本作への思いを語りました。

本作は、元暴走族の教師・鬼塚英吉(おにづか・えいきち)が、型破りな行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。

1998年夏に連続ドラマが放送されると高視聴率を獲得し、平成を代表する学園ドラマとして社会現象に。さらに、2024年4月に放送されたスペシャルドラマ『GTOリバイバル』では一夜限りの復活を果たし、好評を博しました。

そんな『GTO』が28年ぶりに連続ドラマとして放送されることが決定。今作では大手企業の出資により設立された高校「私立誠進学園」を舞台に“令和の教育現場”と向き合う姿が描かれます。

反町隆史が明かす『GTO』の“決まり事”「約9割は笑わせて、残りの1割で生徒に対して大事なことを真面目に言う」

会場に姿を見せた反町さんはまず、続編が決まった際の心境を聞かれ「『GTO リバイバル』をやったときに、友人から『親子3代で見てます』と写真が送られてきまして、それがものすごくうれしくて、何とも言えない気持ちになったんです」と、2024年に放送されたスペシャルドラマの反響に言及。

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続けて「2026年に鬼塚英吉という教師がいたら、(視聴者から)どういう反応があって、どう解釈されるのか、疑問でした」と言います。そして、「自分のことよりも生徒のために行動する、鬼塚の真っすぐさを皆さんに伝えたいと思いまして、今回の続編をやることに決めました」と明かしました。

今回は脚本・遊川和彦さん、演出・中島悟さん、安藤和久プロデューサーと、1998年版のスタッフが再集結。その点にも触れ「当時の『GTO』を復活させることが制作陣の狙い。あの当時、我々が心掛けていたことは、1時間の放送の約9割はお客さんを笑わせて、残りの1割で生徒に対して大事なことを真面目に言うということ。今回もそういう台本になっています」と、裏話を語る場面も。

現場にも当時を思い出すような“熱”があるそうで、「すごくパワフル。若いスタッフも『GTO』を見て育ったという方も多く、『携われてよかった』とも聞きます。それは、ドラマを制作した側からすると誇りに思いますし、だからこそ責任をもって今回もしっかりとしたものを作っていきたいと思います」と、気合が入った様子でした。

また、平成と令和の生徒の違いに関する質問には「今回の生徒たちのことは、まだ撮影が始まったばかりなので、何が違うかということは言えない」としつつ、「実はわかりやすい“不良”(のキャラクター)はいないんです。爽やかで、でも何か抱えているものがあるという。(そういうタイプの人物は)鬼塚の守備範囲にいない人間なので、困らせられることもあります。それが楽しみですね」とのこと。

未解禁のため、俳優名の言及はありませんでしたが、生徒キャストについて語る場面も。「今の子たちのほうが、冷静で、クールで、器用にお芝居をしている」と言い、「個性的な子が多いので、これからどうなっていくのか楽しみ」とにっこり。

「本読みのあとに、メインの生徒たちとご飯を食べに行って、他愛のない話をしました」と、カメラの回っていないところでも、交流があることを明かしました。

『GTO』での共演がきっかけで2001年に結婚した妻・松嶋菜々子さんから、本作制作に関して感想などを受け取っているか聞かれると、「妻は多くを語らないので(特に感想はなかった)。でも、非常に楽しみにはしてくれています」とコメント。「たぶん、(松嶋さんの出演の有無など)一番聞きたいことだと思いますが…ご想像にお任せします(笑)」と、おちゃめに付け加えました。

最後に「今まで、これでもかというくらい『GTOを見て教師になりました』と言われてきました。それは俳優としてとてもうれしいこと。おそらく武田鉄矢さんか、俺かくらいじゃないでしょうか(笑)」と笑う反町さん。

続けて「その方々に『教師をやってて良かったな』と思ってもらいたいというのが、(本作を制作する理由の)一つ。あとは当時(『GTO』が放送されていた)火曜10時を楽しみにしてくれていた方々の気持ちを再び高めさせたい」と、意気込みを。

さらに「(子ども世代に)鬼塚の持っている強さ、人間愛などを通して『こういう先生がいたらいいよね』『こういう学校があったらいいな』ということを感じてほしいなと思います」と、若い世代にもアピールしました。

『GTO』は、7月20日(月)スタート!毎週月曜22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。