その後、さとこは慎一に改まって話をする。仕事を辞めてから、さとこに罪滅ぼしをしてきた慎一だが、それはもう済んだ。これからは楽しく生きよう、と話すさとこに、慎一は何度も感謝の言葉を伝えた。

奈央と志保は、キッチンカーをオープンして初めて商品が完売したとみんなに報告。キッチンカーの料理で自分たちは誰かを幸せにできるし、自分たちももっと幸せになれる、という志保の言葉に奈央は感動する。

ゆずは奈央と志保の短編映画をきっかけに、とあるアーティストのプロモーションビデオの依頼が来たという。順は大きな報告は無いが、いつか結婚したいと思っている、と宣言した。

“佐藤あん”が好きだと語る渉(北村有起哉)にあん(仲間由紀恵)は…

図らずも順番に“何か”を発表する流れになり、渉とあんの番がやってきた。

渉は、離婚が決まってからどんどんあんのことが好きになっている理由が分かったと話す。結婚して「小倉あん」になり、妻や母という役割に追われていたが、離婚して「佐藤あん」に戻り、役割ではない彼女そのものが好きだったことに気づいたという渉。

続けて、離婚して他人になったが、人生の横に一緒にいさせてもらえないか、と伝える。あんは無言で涙を流した。

そんななか、誰か屋上のハーブを取ってきてくれないかという慎一の言葉を聞き、自分が行くと応じるあん。渉は自分も一緒に行くと言い、2人は屋上へ。ハーブを摘んで戻ろうとした瞬間、ドアが閉まって開かなくなる。

ドアの反対側に慎一、さとこ、奈央、志保がやってきて開けようと試みるが、ドアはびくともしない。寒波のなか、薄着で凍える2人。奈央と志保は、寒い時はくっついて温め合うしかないとアドバイスを送る。

最初は拒否するが、寒さのあまりついに渉に抱きつくあん。抱き合ったまま、あんは渉に自分の思いを伝える。

ようやくドアが開くが、抱き合う2人を見たさとこたちは、そっとしておくことに。抱き合ったまま、あんは「佐藤あんと小倉渉として、ずっと近くで一緒に生きていく」と伝えた。

それから1年後。

あんは、たそがれステイツの空き部屋だった201へと引っ越し。渉とあんは同じマンションの住人として、文句を言い合いながらも共に生きていくのだった…。

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