木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』は、2人の子を持つ夫婦を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディ。
19年前、あることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わしていた主人公夫婦。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉(北村有起哉)と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん(仲間由紀恵)が、何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿が描かれます。
2025年12月4日(木)に放送された第9話のあらすじ完全版を紹介します。
『小さい頃は、神様がいて』第9話あらすじ完全版
小倉あん(仲間由紀恵)に「今も離婚したい?」と尋ねる永島さとこ(阿川佐和子)。離婚の約束が公になってから、小倉家がどんどんステキな家族になっているように見える、と。
あんもそれに同意しつつ、今の家族が良い状態なのは離婚が決まっているからで、今は良くてもこの先の人生で後悔すると思うと話す。
樋口奈央(小野花梨)は、台風の日に小倉渉(北村有起哉)が「子どもが大きくなったら離婚するなんて言ってたこともありました」と言わなかったとしても、離婚を進めたかと尋ねる。
あんは複雑な気持ちを吐露しながらも、あの発言で覚悟が決まったと話した。
一方、永島慎一(草刈正雄)も渉に離婚するのかと改めて尋ねていた。渉は、自分は別れたくないが、あんがそうしたいならすると言い、それはあんにとって重要だった約束を軽んじていたことへの自分なりの罪滅ぼしなのだと語る。
渉はあんに、家にある物の中で新居に持っていく物を選別しないのかと尋ねるが、あんはほとんど何も持っていかないと言う。渉は一つひとつの家具や道具について、どちらの所有物なのか話しながら思い出を語り合いたいと思っていた。
そんななか、あんのお気に入りのフェイスクリームを渉がこっそり使っていたことが判明し、言い合いになる2人。離婚日までのカウントダウンは「あと1日」になっていた…。

