木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』は、2人の子を持つ夫婦を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディ。

19年前、あることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わしていた主人公夫婦。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉(北村有起哉)と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん(仲間由紀恵)が、何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿が描かれます。

2025年11月13日(木)に放送された第6話のあらすじ完全版を紹介します。

北村有起哉主演!仲間由紀恵共演!木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』登場人物・キャスト一覧

『小さい頃は、神様がいて』第6話あらすじ完全版

「たそがれステイツ」の3階に住む小倉ゆず(近藤華)は、2階に住む樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)の映画を撮っていた。

子どもの頃から他人が苦手だった志保と、笑顔でいることで自分を守っていた奈央。小学生のときに出会い、再会を願っていた2人は高校で無事に再会。一瞬で通じ合い、付き合い、卒業後に一緒に上京して暮らし始めたのだった。

2人の話を笑顔で聞いていたゆずは、キッチンカーを始めるのを楽しみにしていると伝えるが、2人はキッチンカーを購入するのは金銭的に難しいと話す。それを聞いて心を痛めるゆず。

小倉渉(北村有起哉)は、小田原への出張のついでに順(小瀧望)とおでんの屋台へ。順は何か話があるのではと尋ねるが、渉は離婚については黙ったまま、楽しそうにおでんを食べる。

一方、あん(仲間由紀恵)は、順が幼い頃から離婚の約束を知っていたと確信し、やるせない気持ちになっていた。

その時、目に入ってきた落ち込んでいる様子のゆずに声をかけるあん。ゆずは奈央と志保がキッチンカーを諦めたことを伝え、映画がハッピーエンドじゃないのは嫌なのだと話した。

渉と順、あんとゆずはそれぞれの場所で、かつてゆずの学校行事で『ピーターパン』を観劇したときの思い出を話す。

フック船長が子どもたちを海に落とすシーンで、客席の中で渉だけが号泣。それに気づいた他の観客が笑い出すなか、あんは「何がおかしいんですか!」と怒ったのだった。順とゆずは当時の、それぞれの思いを明かした。

帰宅した渉は、あんにプロポーズした時のことを思い出し…。