木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』は、2人の子を持つ夫婦を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディ。
19年前、あることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わしていた主人公夫婦。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉(北村有起哉)と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん(仲間由紀恵)が、何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿が描かれます。
2025年10月23日(木)に放送された第3話のあらすじ完全版を紹介します。
『小さい頃は、神様がいて』第3話あらすじ完全版
「たそがれステイツ」に住む3世帯は、1階の永島慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)の家に集合。小倉あん(仲間由紀恵)が、一同の前で離婚の理由について赤裸々に打ち明ける。
渉(北村有起哉)個人に問題があるのではなく、母親ではない自分を取り戻したいのだと語り、改めて渉に離婚したいと申し出るあん。一同は渉の反応を待つが、渉は何も応えず、部屋には気まずい空気が漂う…。
しびれを切らしたさとこは、慎一に何か言うよう促すが、急に話を振られた慎一はとんちんかんなことを言ってしまう。それにより、部屋は和やかな雰囲気に。
ようやく口を開いた渉に、さとこは改めて離婚についてどう思うのかを問う。困り果てる渉。その時、あんの携帯に娘・ゆず(近藤華)から「朝まで帰れなくなった」と連絡が入った。
2人だけで過ごしたくない渉とあんのために、一同は男性と女性に分かれて夜を明かすことに。3階の小倉家では、渉と慎一が話をしていた。
あんの気持ちを頭では理解していて、尊重したいけど、本当に離婚に向かってしまうことが怖い、と気持ちを打ち明ける渉。続けて、あんがどれだけ家族を大切にしてきたかを語り、彼女の離婚の決意に気づけなかった後悔を口にする。
それを聞いた慎一は、家族に対する罪悪感を打ち明ける。慎一は仕事が楽しすぎて家族をないがしろにしてしまったと話し、「残りの人生は罪滅ぼし」だとつぶやく。
それを聞いた渉は、離婚することが罪滅ぼしになるのか、と考えていた。

