ゆずや奈央と志保は、あんの家に泊まりに行く。それを知り、「ずるくない?」と文句を言う渉。ゆずは離婚したのだから当然だと諭すが、渉は納得できない。

その頃、あんは1人で小さなクリスマスツリーを飾りながら、渉や子どもたちと過ごしたクリスマスを思い出していた。

あん(仲間由紀恵)は自宅のエアコンが壊れ、たそがれステイツの集まりに参加することに

クリスマスイブの朝、東京に寒波が襲来する。

起床したあんはエアコンをつけようとするが、故障して部屋が暖まらない。あんが順にそのことを伝えると、すぐに渉から電話が。渉は寒波に備え、たそがれステイツでみんなで一緒に過ごそう、とあんを説得した。

その夜、永島家の4人と渉、あん、ゆずはパーティのために集まるが、部屋の空気は重々しい。順が勤務している地域で大きな火災があり、順と連絡がつかなくなっていたのだ。

仕事を終えた奈央と志保もやってきて、順を心配する一同。その時、順が慌ててやって来る。あんたちはホッとして涙ぐみ、一同にようやく笑顔が戻った。

料理やケーキを食べて楽しい時間が流れるなか、外から消防車のサイレンの音が。順は真に、消防車がサイレンを鳴らすのは、現場へ急ぐためともう一つ意味があると思う、と話す。今、誰かがつらい目に遭っていることを教えてくれる音だ、と。そんな順の話を真剣に聞く真と凛。

さとこが真と目線を合わせしゃべろうとしゃがむと、「もうしゃがまなくていいよ、僕が大きくなるから」と言う真。その言葉にさとこは驚き、喜ぶ。