月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)の活躍が描かれる刑事ドラマ。

女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩)が主人公のシーズン1(2010年)、シーズン2(2011年)、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹)が主人公のシーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)に続く、シーズン5です。

2025年10月20日(月)に放送された第3話のあらすじ完全版を紹介します。

沢口靖子主演!安田顕&横山裕(SUPER EIGHT)共演!月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』登場人物・キャスト一覧

『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』第3話あらすじ完全版

家族経営の町工場「ミズハラ製作所」は、資金繰りに苦しんでいた。社長の水原明人(小林三十朗)は、地元の商工会に紹介された税理士・上村元也(松岡広大)に助けを求める。

上村の仲介で、水原はミズハラ製作所の技術に興味を持っているという企業「ネッブス」と経営統合の契約を結んだ。

数日後、ミズハラ製作所の資金が口座からすべてなくなっていた。水原がネッブスの社長・奥田真斗(町田悠宇)にかけ合っても、相手にしてもらえない。

ミズハラ製作所の経営は完全に行き詰まり、水原は工場で首を吊って自殺してしまった。

その頃、内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)は、宗教法人「ルミナス会」の教祖・黒澤道文(今井清隆)が行う悪徳ビジネスの摘発を狙っていた。

ルミナス会は多角経営を行う黒澤ホールディングスの母体で、ルミナス会の信者には怪しい商品を買わせ、黒澤ホールディングスの関連会社は経営難や後継者不足に悩む中小企業に事業承継を持ちかけて資金を奪い負債を押し付ける。

極めて悪質な手口だが、完全に違法とは言い切れないうえに証拠がつかめていない。

佐生は、そうして巻き上げた金はルミナス会に入ったあと、国外へ流れてマネーロンダリングが行われているようで、国際犯罪グループの資金源になっている可能性が高いとにらんでいた。そこで、DICT室長・早見浩(松角洋平)に捜査を命じる。