スペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』に出演する長野博さん、莉子さんが、お互いの印象を語りました。

2025年1月期の月9ドラマとして放送された『119エマージェンシーコール』は、消防局の通信指令センターを舞台に、通報者の電話から命を救おうと奮闘する、指令管制員たちの姿を描く物語。

連続ドラマから約1年、続編となるスペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』では、年末に横浜市消防局・通信指令センターで巻き起こる非常事態が描かれます。

『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』

主人公・粕原雪(清野菜名)らが所属する横浜市消防局・司令課3係に新たに加わるメンバー・関家高規を演じる長野博さん、綿貫なずなを演じる莉子さんにインタビュー。長野さんはクランクイン前、莉子さんもクランクインしたばかりということで、作品の印象や、指令管制員を演じるために準備したことなどを聞きました。

長野博&莉子 『119』の感想は?「ドキュメント」「教科書」

──まずは、連続ドラマの感想を聞かせてください。
長野:
実際に起こりえるエピソードが描かれていますし、あまり司令課の内情が描かれる作品を見たことがなかったので、ドキュメントを見ているような感覚になるドラマだなと思っていました。

莉子: 119番に電話をかけることは人生に一度あるかないかですし、司令課内部のことも、知りたくても知る機会がないものだと思っていて。その世界を知るきっかけになる、教科書のようなドラマだなと思って見ていました。

私は役者として、お芝居を通してメッセージを伝えたいと思っています。『119』に参加することでそれが実現できるチャンスだなと感じていますし、この機会を大切にしたいと思いました。

──長野さんは、『劇団演技者。』以来のフジテレビドラマの出演になります。

長野:『劇団演技者。』は、通常のドラマとは違って、舞台を映像にしたようなものでしたし、3日間ですべてを撮りきる感じだったんですよね。

だから、その現場と比較することはできないですし、どんな作品でも新しい気持ちで現場に入るので、“久しぶり”という感覚はなくて。作品にちゃんと溶け込めるように、ということだけを考えています。

──今作の撮影前に準備したことはありますか?

長野:莉子さんと一緒に、横浜消防へ見学に行きました。そこで見聞きしたことは、役づくりをするうえでもすごく大事なものになったなと思います。

莉子:コールを受けた際に使う画面操作の練習もやらせていただくのですが、今まで触ったことのないものなので、日々学びです。

長野:画面操作はセリフに合わせなきゃいけないから、それが混乱しそうですよね。通報に対して押すボタンは決まっているでしょうし、文字を書きながらしゃべるとか、そういう細かな動きを自分のなかに落とし込めるように頑張らなければ。

莉子:私は先に少しだけ撮影をしているのですが、そこで見上(愛)さんとお会いして。その時に「司令課のシーンが一番大変だった」とおっしゃっていたんです(笑)。長野さんがおっしゃったように、セリフと操作を合わせることに苦労したそうで、私にとっても不安要素ですね。

──横浜消防への見学も一緒だったとのことですが、お互いの印象はいかがですか?

長野:見学は一緒に行ったのですが、見学中はそれぞれに別の方が対応してくださったので、あまり2人で会話はできていません。でも、今ここまでコメントを聞いていて、本当にしっかりしている方だな、と。

莉子:いやいや…とんでもないです。ありがとうございます!長野さんは柔らかい印象の方だなと思っているのですが、劇中で演じられる関家さんがクールなので…現場に入ったらどうなるんだろうと、今それで頭がいっぱいです(笑)。

長野:ギャップがありそう(笑)?

莉子:ギャップがすごそうだなと感じています。