月9ドラマ『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」（通称：DICT＜ディクト＞）の活躍が描かれる刑事ドラマ。
女性刑事・桜木泉（さくらぎ・いずみ／上戸彩）が主人公のシーズン1（2010年）、シーズン2（2011年）、元公安のエリート刑事・井沢範人（いざわ・のりと／沢村一樹）が主人公のシーズン3（2018年）・シーズン4（2020年）に続く、シーズン5です。
2025年10月13日（月）に放送された第2話のあらすじ完全版を紹介します。
『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』第2話あらすじ完全版
DICT室長・早見浩（松角洋平）は、内閣官房副長官・佐生新次郎（安田顕）から、SNS型ロマンス詐欺グループ摘発の報告書を渡される。
このグループの背後には情報犯罪ネットワークがあり、それを潰さない限り、同様の犯罪が繰り返される。佐生は早見に、このグループの中枢を突き止めて摘発につなげるようにと命じた。
DICTメンバーは、国際ロマンス詐欺の捜査に着手。二宮奈美（沢口靖子）は掛川啓（金田哲）とともに、被害者の芝田（星田英利）から話を聞くことに。
50代の芝田は早期退職後、寂しくなってマッチングアプリを始め、知り合ったアメリカ人女性に退職金全額2000万円を送金してしまったという。芝田は、彼女と一度も直接会ったことがなかった。
二宮と掛川が過去の被害を洗い出したところ、芝田のケースと同様の手口が複数確認され、いずれも同じマニュアルを使っているとみられた。
南方睦郎（一ノ瀬颯）は、芝田が暗号資産にして振り込んだ2000万円が世界中の口座を経由した末にナイジェリアの口座に流れていたことを突き止める。中継口座の一つに、日本人名義の口座があった。
奈美は掛川とともに、口座の名義人・橋本咲希（桜井玲香）に会いに行く。
咲希は、スーパーの店員だった。奈美から、自分の口座が不正送金に使われていると聞いても、何も心当たりがないと答える咲希。奈美は、彼女の態度に違和感を覚える。
掛川は咲希の行動確認のために尾行をし、奈美はスーパーの店長と、咲希の同僚・藤井遥香（菜葉菜）から話を聞く。2人の話によると、咲希は愛想がよくて気が利くと客から人気があり、休憩時間は恋人にずっとメールしているという。
一方、帰宅した咲希は、恋人のパク・デヒョンとビデオ通話で話をする。咲希からの連絡で自分が警察に疑われていると知ったパクは、これ以上咲希に迷惑はかけられないと言って別れを告げた。
