月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)の活躍が描かれる刑事ドラマ。
女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩)が主人公のシーズン1(2010年)、シーズン2(2011年)、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹)が主人公のシーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)に続く、シーズン5です。
2025年11月24日(月)に放送された第8話のあらすじ完全版を紹介します。
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』第8話あらすじ完全版
内閣総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏)のもとに、娘・カナ(白本彩奈)が拘束された画像が送りつけられる。続いて「娘を預かった」と脅迫する電話がかかってくるが、具体的な要求は何もなかった。
DICTは内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)から、カナが誘拐されたと知らされる。警察庁に総合対策本部が設置され、佐生が極秘捜査の指揮を執るといい、DICTも、捜査を命じられた。
二宮奈美(沢口靖子)が、カナの誘拐と国際犯罪組織による一連の事件「WKN159」との関連の可能性を指摘すると、佐生はそれを認める。
この情報がどこかに漏れて世界中に拡散されてしまえば、カナの生存が絶望的になると同時に、日本の統治機能と治安維持能力の崩壊と認識されて日本が国際的信用と国家の威信を失うと考えているという佐生。
「国家的な危機と考えてほしい」と告げられ、DICTに緊張が走る。
各メンバーに指示を与えるDICT室長・早見浩(松角洋平)。そんななか、奈美は、佐生から杏子の事情聴取を任される。杏子が奈美を指名したのだった。
カナは高校生だったが、外泊を続けていて学校にも行っていなかった。奈美は官邸に向かい、カナについて杏子から聴取する。しかし杏子は、カナのことは何もわからないという。
佐生に命じられ、杏子の付き添いを務めることになった奈美は、杏子にカナを必ず取り戻そうと励ました。
山内徹(横山裕)は田辺智代(馬場園梓)に、WKN159事案の摘発で明らかになった組織の個人口座リストを見せてほしいと頼む。そのリストに挙がっていた人物はすでに調べていて、すべて偽名やダミーの住所で本人には行き当らなかったが、山内はもう一度確認することに。
掛川啓(金田哲)は公安部から、カナが男と空港の搭乗ゲートを通過する画像を入手。カナと男のタイ入国が確認されたが、その後の足取りは不明だった。

