月9ドラマ『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」（通称：DICT＜ディクト＞）の活躍が描かれる刑事ドラマ。
女性刑事・桜木泉（さくらぎ・いずみ／上戸彩）が主人公のシーズン1（2010年）、シーズン2（2011年）、元公安のエリート刑事・井沢範人（いざわ・のりと／沢村一樹）が主人公のシーズン3（2018年）・シーズン4（2020年）に続く、シーズン5です。
2025年11月3日（月）に放送された第5話のあらすじ完全版を紹介します。
『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』第5話あらすじ完全版
11年前、桐谷杏子（板谷由夏）が都議会議員として街頭で遊説していたところ、ナイフを持った男が襲いかかる。混乱のなか、警備にあたっていた二宮奈美（沢口靖子）が駆けつけ、男を取り押さえた。
ストーカーに狙われていると知りながら、遊説していた杏子に厳しい言葉を投げかける奈美。これが、2人の出会いだった。
現在。朝5時45分から6時までの間、都内の一部エリアで一斉停電が発生。原因は、付近の発電所に仕掛けられたサイバー攻撃とみられた。早朝の出来事で影響はほとんどなかったものの、それだけに犯人の目的がわからない。
DICTメンバーが話し合うなか、奈美の姿が見えない。まもなく、“二宮奈美を拉致した”という犯行声明と拘束された奈美の画像がSNSに投稿される。
声明には「DICTは必要のない組織」という主張と「奈美を日没までに救出できなければ命の保証はない」という脅迫が書かれていた。
犯行声明は拡散されて炎上。世間ではDICTに対する逆風が強まる。内閣官房副長官・佐生新次郎（安田顕）は杏子に、DICTをおとしめて総理の名を傷付けることが犯人の目的ではないかと報告する。
奈美が監禁されている場所はどこなのか、DICTは捜索を開始。
田辺智代（馬場園梓）が防犯カメラの映像から、早朝ジョギングする奈美の姿を発見。しかし、奈美が拉致された時刻は停電によって防犯カメラの機能も止まっていたため、奈美の行方を追うことができない。
山内徹（横山裕）は、停電を起こしたサイバー攻撃は奈美の拉致が目的であり、サイバー攻撃の犯人と奈美を拉致した犯人は同一人物ではないかと考える。
