月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)の活躍が描かれる刑事ドラマ。
女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩)が主人公のシーズン1(2010年)、シーズン2(2011年)、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹)が主人公のシーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)に続く、シーズン5です。
2025年12月15日(月)に放送される最終話のあらすじを紹介します。
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』第10話
連続殺人事件で逮捕された野村翔(北代高士)の供述から、すべての犯行が久慈幹二(池内万作)の指示によるものと判明。一連のサイバーテロの背後に久慈がいるとみてDICTは捜査を進める。
清水紗枝(黒島結菜)は、桐谷杏子(板谷由夏)の娘・カナ(白本彩奈)誘拐事件での脅迫電話の発信源を特定。声の主が久慈で、都内にいることを突き止めた。
しかし、名前も顔も判明している久慈の足取りがつかめず、山内徹(横山裕)、南方睦郎(一ノ瀬颯)、掛川啓(金田哲)らは不安を募らせる。二宮奈美(沢口靖子)は「どんな人間も情報を完全には消せない。必ず私たちで見つけよう」と鼓舞した。
奈美は首相官邸で杏子に状況を報告。杏子はカナが拘束されているとみられる“レンガラ民主共和国”に対し協力を要請していたが、返答は得られていない。
佐生新次郎(安田顕)は、インターポールでさえレンガラには踏み込めず、隣国のタイも協力に消極的だと説明。誘拐が事実と断定できれば救出チームを派遣できるが状況はこう着していた。
そんな折、杏子に誘拐犯から連絡が。犯人は、2日後にタイで開かれる首脳会談で“日本からレンガラへの50兆円の無償援助”を発表するよう要求し、「言及しなければ娘を殺す」と脅迫。
軍事独裁政権のレンガラへの援助は、日本が国際社会から孤立することを意味していた。
首脳会談までに久慈を捕まえ、カナを救出するしか道はないなか、DICTが総力戦で動き出す。

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