警視庁の幹部会議で西条は捜査一課の失態を糾弾し、各部に注意を促す。スティンガースルームでは、「名月を愛でる会」の流れと注意事項を話し合い、乾の警護はSPと関口が、ラマバティ本人はホテルに偽名で滞在し、水上が付き添うことになった。

「名月を愛でる会」が始まる。二階堂、森園、小山内は来賓やスタッフとして紛れ込む。

外国要人や支援者、報道陣らが集まるなか、乾はSPに守られて参列し、関口は恩師として乾のそばにいる。小山内は、支援者らしき男のひとりが気になるが、それがなぜか思い出せない。その男の手首には例のタトゥーが刻まれていて…。

ラマバティに扮した乾(藤井流星)が襲われる!?関口(杉本哲太)が助けに入るが…

スティンガースの待機スペースで、二階堂たちは先日の記者会見の動画を確認する。すると、小山内が気になった男と記者の1人が似ており、宅配ピザで襲ってきた男とも背格好が一致していることがわかる。

乾が危ない。二階堂たちは会場へと駆け出した。

外は日が落ち始める。「体を投げ出してでも君を守る」と言う関口に「スティンガースの宝は関口さんでしょ」と返す乾。熱い握手を交わす2人。乾が関口に飲み物を頼むと、その隙に男が接近、刃物で乾を襲う。

SPが倒され関口が助けに入るが、コックとウェイターの男たちも襲いかかる。二階堂たちが到着すると、突然発砲音が響きわたり、工作員たちは絶命。いったい何が起こったのか?

水上とラマバティがホテルの一室で待機していると、二階堂から電話があり、ラマバティだけロビーに降りるよう指示を出す。

スーツ姿の3人の男が部屋に押し入るが、水上はラマバティをホテルスタッフに変装させ、脱出にさせていた。

スティンガースルームにメンバーが集まっている。

西条によると、ラマバティは今、政府の保護下にあり、乾たちを襲った工作員とホテルに来た男たちは別の組織だという。情報漏洩の可能性を問う二階堂に、「スティンガースの誰かが漏らしたのかもしれない」と答える西条。

さらに、日本の警察に国家転覆を狙う工作員が紛れ込んでいる噂があり、極秘調査でその存在を確信した、と続ける。スティンガースはおとり捜査でそれを特定するために作られたのだ。

「彼らの中に、裏切り者がいる」。

信じられないという表情の二階堂。いったい、裏切り者は誰なのか…?

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