二階堂はラマバティが都内の山荘にいるという情報を週刊誌に流す作戦を立案。誰かがラマバティになりすまし、工作員が襲撃してきたところを捕まえる計画だ。
二階堂はこの危険な任務に乾を指名。有能な工作員なら写真だけで場所を特定できるという想定のもと、週刊誌用に、山荘のウッドテラスでラマバティに扮した乾を撮影する。

水上は公安部、森園は交通部、小山内は総務部、関口は警備部と作戦成功に向けて協力体制を築いていく。
ラマバティに扮した乾の写真とともに、インタビュー記事が掲載された。
乾(藤井流星)がおとりとなり、ついに工作員をおびき出す!
その後、乾から「山荘にハクビシンが出た」と聞いた二階堂は、害虫駆除員に扮し山荘を訪れる。乾は不思議に思うが、二階堂が盗聴器を発見し、すべてを理解。工作員たちはすでに近くにいるのだ。
二階堂はあえて盗聴器を残し、山荘を去る。さらに、ラマバティの恋人という設定で山荘を訪れた森園は、「今日は1人で集中できる最後の夜だね」と盗聴器に言い残し帰っていった。

乾は二階堂から指示を受け、電話でピザを注文。工作員はこのやり取りを盗聴し、配達員を装って襲ってくる…と、二階堂が読む。
配達員に扮した小山内がバイクにピザを載せていると、突然男が現れバイクを奪われる。想定通りの展開に笑顔を見せる小山内。
山荘では乾が防刃チョッキを身につけ、待ち構えていた。しかし、捜査一課の単独行動により、工作員を取り逃してしまう…。
スティンガースたちは悔しがるが、ラマバティが狙われていることはハッキリとした。

二階堂は総理大臣が主催する「名月を愛でる会」に工作員を誘い出す作戦を提案。もし要人たちが被害に遭えば、国際問題になる。そうならないためにも、工作員たちは至近距離から狙うはず。
記者会見を行い、ラマバティに扮した乾は「名月を愛でる会」で総理に会うことを明言。会見場にはピザのバイクを奪った男と同じタトゥーをした人物が記者として紛れているが、誰も気づかない…。
