真澄と麻帆はテレビ局を訪ね、武藤から話を聞く。武藤は祝賀パーティの合間に武藤に呼び出されて「もう限界なんだ」と言われたと語る。

天城と武藤は『ゆうサタ』を一緒に作ってきた盟友関係だったが、最近はあまり話もせず、マネージャーを務める天城の妻・由香(占部房子)を通じてやりとりをしていた。

武藤は、人気タレントになった天城と、その人気にすがるしかない弱小制作会社の自分はもはや立場も違い、天城は変わってしまったと語る。

真澄は、武藤が持っていた20年分の放送内容リストを見せてもらう。そのリストから、5年前に1ヵ月ほど総集編が放送された期間があったことがわかる。

武藤は、天城から急に休暇が欲しいと言われて総集編でつないだのだと説明。

そこに『ゆうサタ』に携わる制作副部長・星野駿介(中村無何有)がやってきて武藤に仕事を急かし、真澄と麻帆はそれ以上、武藤から話を聞けなかった。

真澄(ディーン・フジオカ)は人気番組の裏に隠された5年前の事故にたどり着く

真澄と麻帆は、由香と会うため天城の家へ。真澄は、天城がスケジュール管理に使っていた手帳を見せてもらう。手帳には、すべての行動が30分刻みで細かく書き込まれていた。

その後、MEJに由香の自殺未遂を知らせる連絡が入る。由香は一命をとりとめたものの、意識不明の状態だった。

天城の頭蓋骨の骨折痕は、5年以上前のものと判明した。真澄と麻帆は、再び武藤から話を聞く。

武藤は、最近の天城は打合せにも顔を出さず、たまに来たと思えば時間ばかり気にしていたと言い「誰よりも番組のことを考えていた時期もあったのに」と寂しそうに語る。

真澄は星野に、天城の5年前の休暇と頭蓋骨の骨折について何か知っているのではないかと尋ねる。星野は、5年前に自分が天城にケガを負わせてしまったと告白し、経緯を語る。

当時ディレクターだった星野は、何日も寝ずに仕事をしていた。意識がもうろうとした状態でスタジオを歩いていた星野は足元がふらついて、照明にぶつかってしまう。

倒れてきた照明が近くにいた天城の頭に落下。そこに武藤も駆けつけるが、天城は大丈夫だと言ってやり過ごした。

当時の『ゆうサタ』は視聴率が低迷し、打ち切りの話も持ち上がっていた。打ち切りにつながる事故を表ざたにしたくなかった天城は自分のケガを隠し、武藤にも知らせなかった。

麻帆は、意識を取り戻した由香の病室を訪れる。

天城が長い間番組を通じて視聴者に元気を届けられたのは、由香がそばにいてくれたからではないかと語りかける麻帆。由香は麻帆に、天城に関する真実を打ち明ける。

真澄は、祝賀パーティで若手の出演者がライブ配信をした動画から気になる映像を発見。そこに麻帆が戻ってきて、由香から受け取った薬の袋を真澄に渡す。それは、抗てんかん薬だった。

法医学者・高森蓮介(綱啓永)は、真澄に頼まれていたテレビ局の遺失物リストを入手。そのリストには、大型のスーツケースがあった。真澄はそろった“ピース”から、ある仮説を導き出す。