水10ドラマ『LOVED ONE』は、日本社会が抱える「死因不明」という闇に真正面から切り込み、“遺された痕跡”を手がかりに、隠された真実とその人が生きた証を解き明かしていく法医学ヒューマンミステリー。
誰かの家族であり、恋人であり、友人であったはずの遺体(=LOVED ONE/“誰かに愛されていた存在”)。彼らが残した、声なき最後の痕跡をたどりながら、新たに結成された法医学専門チーム「MEJ(メディカルイグザミナージャパン)」のメンバーが、数々の難事件に挑んでいく姿が描かれます。
2026年6月10日(水)に放送された第9話のあらすじ完全版を紹介します。
『LOVED ONE』第9話あらすじ完全版
法医学者・水沢真澄(ディーン・フジオカ)は、15年前の白峯女子連続殺害事件で死刑判決を受けた芹沢真一(渋谷謙人)と面会する。
真澄は、自分が15年前の鑑定結果に疑問を持っていたのに事件から逃げてしまったと謝罪。さらに、事件の真相を明らかにするために当時のことを詳しく教えてほしいと芹沢に頼むが、拒絶され…。
アパートで男性の遺体が発見され、真澄とMEJセンター長・桐生麻帆(瀧内公美)は現場へ向かった。
遺体の身元は、75歳の須崎秀夫(小宮孝泰)。一人暮らしだった須崎は、死後3~4日後経過した状態で発見された。
部屋には「許さない」と書きなぐったメモが遺され、遺体には後頭部を強打してできた外傷、右ひじから下にすりむいた傷が。遺体の状況から、須崎はふとんから動くことができず長時間座った状態で衰弱していったと考えられた。しかし、遺体は玄関付近で倒れていた。
解剖の結果、須崎の頭部の打撲は2週間ほど前にできたものと判明。慢性硬膜下血腫も確認され、血腫は手足のまひや歩行障害が起こるほどの大きさになっていた。しかし、それは直接の死因ではなく、須崎の死因は謎だった。
検査技師・吉本由季子(川床明日香)は、須崎の死に複雑な思いを抱いていた。
そんななか、由季子は、父・茂(遠山俊也)が1人で暮らす実家を訪れる。由季子の母は茂の定年後まもなく亡くなり、茂はそれ以来ふさぎ込むように。
散らかった部屋を片付け、おかずを作り置きして茂に食べるようにと言う由季子。しかし、茂は「もう来なくていい」と答えた。
須崎の件の資料を読んでいる由季子に真澄が声をかけると、由季子は須崎と自分の父が重なると打ち明けた。そんな由季子に、真澄は須崎のアパートに行ってきてほしいと頼む。

