渉は会長(角野卓造)に、離婚するかどうかの賭けは「離婚する」に賭けた会長の勝ちだと報告。会長は複雑な表情を浮かべ、渉とともに社歌を熱唱する。
小倉順(小瀧望)とゆず(近藤華)は、両親の離婚に向けてファミレスで打ち合わせをしていた。
ゆずが応募した映画コンクールの結果は、ゆずの誕生日、すなわち渉とあんが離婚する日に発表される。入選して両親に安心してもらおうと思っていたゆずだが、自分の天敵のような学校の先生が審査員に加わってしまい、落選を確信。
大切な1日が、残念なスタートになってしまうのではと、ゆずは不安な気持ちに。
渉(北村有起哉)とあん(仲間由紀恵)は子どもたちの思いに感涙
奈央と高村志保(石井杏奈)が居酒屋で飲んでいると、偶然通りかかった渉が合流。渉は2人にキッチンカー経営の進捗を尋ねる。
2人は憧れていたキッチンカーの人の元を訪ね、ノウハウを教えてもらったという。仲が良くても、キッチンカーを経営するうちに不仲になり辞めることが少なくないと聞いた2人。それでも自信のほどを問われ、きっぱりと「あります!」と答える。
最近いい人に出会うことが増えたと言う2人は、渉が台風の日に一緒に過ごそうと誘ってくれたことが転機になったと話し、感謝の気持ちを伝えた。
そして、離婚の日。
コンクールの結果が気になって落ち着かないゆずだが、結果は順が到着してからみんなで確認したいという。そこへ順が到着し、ゆずに「残念だったな」と伝えて励ましの言葉を口にする。愕然とするゆず。頭を抱える順。
コンクールの公式サイトを確認すると、ゆずの作品は受賞作のなかに載っていなかった。しかし、選評でゆずの天敵である先生が作品を褒めていることがわかり、一同は一気にお祝いムードに。
そしてパーティが始まった。ゆずの誕生日とともに、渉とあんの離婚、そして子育てからの卒業を祝う順とゆず。そしてこれからは自分たちが両親に干渉して見守っていくこと、2人が幸せに生きなければ離婚を無効にすること、2人を「渉さん」「あんさん」と呼ぶことを伝えて手紙を渡す。
しだいに涙が溢れる4人。みんなでケーキを食べ、些細なことで笑い、幸せな時間は過ぎていく…。
