その頃、奈美はどこかの地下室に監禁されていた。拉致した犯人(和田聰宏)は、奈美のことをよく知っているようだった。
犯人に、自分が8年前に関わった人物”古谷隆”ではないかと尋ねる奈美。続けて「8年前と変わってない」と告げると、犯人は「あなたも」と答える。
奈美(沢口靖子)はどこに拉致されたのか?山内(横山裕)らが必死に捜査するが…
山内は南方睦郎(一ノ瀬颯)とともに奈美のジョギングコースを捜索し、奈美が引きずられて車に乗せられたとおぼしき跡を発見。道路標識から、その車が向かったのは練馬と推測された。
奈美が過去に関わった事件の犯人ではないかと考えた山内は、清水紗枝(黒島結菜)に詳しい情報をもらう。
8年前、女性を誘拐し監禁した古谷隆という男の逮捕に関わっていた奈美。その古谷の手口が、今回の奈美を拉致した手口と酷似していた。
山内と南方は、練馬にある古谷の家に向かう。
犯人は奈美に「妹は二宮奈美に殺された」と言い出す。思いがけない言葉に衝撃を受ける奈美。
妹が自身の生きがいだったと言う犯人は、これからは奈美を生きがいにすると言う。
奈美の記憶では、古谷に妹はいない。犯人は、古谷隆ではないのか…。
犯人は「これからずっと面倒を見てあげる」と言って、奈美の左足をハンマーで叩き、奈美は歩けない状態になってしまう。
奈美の左足に添え木を作って固定するなど、かいがいしく世話をする犯人。奈美は、自分に対する犯人の異常な執着に恐怖を覚える。
山内と南方は古谷の家に踏み込んだものの、奈美は見つからず、古谷は今回の事件に関わっていなかった。清水は、奈美に恨みを抱く人物を再び探すことに。
室長の早見浩(松角洋平)、清水、田辺が話し合っていると、杏子がDICTを訪れる。
奈美を必ず無事に助けてほしいと言って頭を下げる杏子。早見たちは、奈美と総理大臣にどんな関係があるのかといぶかしむ。
