その後も奈美からの手紙が届き、絵里子は悩んでいた。そんななか、絵里子のもとに保育園で遊ぶ太一を盗撮した映像が送られてくる。
絵里子が太一に何かあったのではないかと保育園に駆けつけると、太一は無事だった。明らかに何者かによる脅迫で、絵里子はますます恐怖を感じるように。
山内(横山裕)が与田(佐藤岳人)を殺した男と対峙!応戦するが…
凶器と同じ型のサバイバルナイフを購入した人物が35人いると判明。山内は1人ずつ調べていくが、事件との関連が疑われる人物は見つからない。
最後の1人、野村翔(北代高士)のアパートを訪ねるが、不在だった。山内がそこに通りかかったアパートの住人に話を聞こうとすると、住人はナイフを振りかざして襲いかかってくる。
その住人こそ、野村だった。山内は野村と格闘するものの、逃げられてしまう。
DICT室長・早見浩(松角洋平)は、内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)のもとへ。ヒューマン・フューチャー・ブリッジとSE連続殺人は、自衛隊のレンジャー部隊に所属していた野村による犯行であり、殺されたSEの担当先がここ最近システム障害を起こしていた企業であることを報告する。
頻発するシステム障害は、偶発的な事故ではなく国際犯罪組織によるサイバー攻撃の可能性が高く、野村は組織の実行部隊とみられた。
危機感を募らせる佐生は、ささいなことでも逐一報告するようにと早見に命じる。
清水が推測した通り、ヒューマン・フューチャー・ブリッジの職員のパソコンとスマホの内容は監視されていた。
監視役の雪村俊介は、絵里子が奈美に「相談したいことがある」とメッセージを送り、会う約束をするやりとりをキャッチ。何者かに、絵里子が警察と接触しようとしていることを知らせる。
経理データをUSBに入れてオフィスを出た絵里子の動きは、GPSで捕捉されていた。絵里子が歩いていると、ナイフを持った男が襲いかかりUSBを奪う。
そこに奈美、掛川、南方睦郎(一ノ瀬颯)が駆けつける。絵里子を襲った男はUSBを破壊したあと、余裕の表情で逮捕された。
