2026年1月3日(土)、清野菜名さん主演『119エマージェンシーコール2026  YOKOHAMA BLACKOUT』が放送されます。

ドラマ『119エマージェンシーコール』は、いつ、どこでかける状況が訪れるかわからない119番通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令する指令管制員の活躍を描いた物語。

完全オリジナルストーリーの本作は、2025年1~3月に清野菜名さんの主演で放送され、大きな話題を呼びました。 

『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』

連続ドラマの終了から約9ヵ月、年末の横浜市消防局・通信指令センターを舞台に、年末に巻き起こる出来事を描くスペシャルドラマとして帰ってきます。

めざましmediaは、渡辺恒也プロデューサーにインタビュー。撮影の裏側や座長・清野さんをはじめとしたレギュラー陣のチームワーク、そして、司令課3係のメンバーとして加わる長野博さんらのエピソードを聞きました。

タイトル候補だった“幻”のワードが今作のテーマに

――今年1月期に月9ドラマとして放送された本作ですが、視聴者からどのような反響がありましたか?

オリジナル作品ゆえ、視聴者の皆さんにとって放送が始まるまでどんなドラマなのかわからない状態だったと思いますが、回を追うごとに「指令センターで働く人たちはこんな仕事をしているんだ」や「救急現場の裏でこんな人間ドラマが繰り広げられているんだ」といった声を多くいただきました。

特に4話で一ノ瀬颯くん演じる与呉(よご)が活躍したあたりからは、「感動した」という声も多く聞くようになりましたね。

また、僕の子どもが通っている小学校では、親御さんから「親子で見ている」「安心して子どもに見せられる」といった声をいただき、この職業を多くの方に知ってもらったこと、さらに、指令管制員という職業に対して若い人たちが憧れを抱くよい機会になったのではないかなと感じました。

渡辺恒也プロデューサー

――今回の『YOKOHAMA BLACKOUT』制作に至った経緯を聞かせてください。

おかげさまで連続ドラマの1クールを評判のいいままで終えることができ、キャストやスタッフの間でも「続編を作りたいね」という話が出ていたんです。

そんな中、大みそかの横浜で大停電が起きるというストーリーで、連ドラでは描ききれなかった規模の災害や事故を扱えるのではないかと考え、さらに、現実でも横浜で中規模の停電が起きたことや横浜市消防局の方々からお話を伺う中で、「これなら成立する」となって。

続編となるとキャストのスケジュール調整が難しくなるのですが、全員が揃って撮影できるタイミングが奇跡的に見つかりまして、「やりましょう!」と本格的に始動しました。

左から)粕原雪役の清野菜名、兼下睦夫役の瀬戸康史

――ストーリーについて聞かせてください。

連ドラではレギュラーメンバーそれぞれのドラマを描きましたが、今回のSPでは「バイスタンダー」という「救急現場に居合わせた人」の葛藤をテーマの一つとして描いています。

連ドラを放送していた終盤のころにたまたまドキュメンタリーで見たのですが、誰かを助けなければいけないタイミングに遭遇したとき、目の前のことに全力で向き合うけれど、その後の結果いかんによって助けたことに伴う苦悩が生じてしまう。

これは連ドラでは描ききれなかった問題だったので、さらに視野を広げるためにもぜひとり上げたいと思いました。

さらに、新キャラクターの関家(長野博)、なずな(莉子)が働くことへの使命感や、「自分はこの仕事に向いているのだろうか」とそれぞれの視点、立場で戸惑うこともストーリーに組み込みました。

今回、登場人物が「天職」という言葉を口にするのですが、実は連ドラのタイトルが『119エマージェンシーコール』に落ち着くまで、「CALLING」というワードも候補に挙がっていて、そのときに天職の英訳がCALLING、つまり「電話」と同じだと知り、これはいいテーマになるかもしれないと考えたんです。

『YOKOHAMA BLACKOUT』が放送される年末年始に働いている方も多くいらっしゃると思うので、そういった方たちにも自分事として見ていただきたいという思いで、連ドラからさらにテーマの範囲を広げて描くことを意識しました。

また、お正月のドラマなので、見終わったあとに「今年も仕事を頑張ろう」と思ってもらえるような、前向きな気持ちになれる作品にすることを大事にしました。