火9ドラマ『新東京水上警察』は、日本の連続ドラマ史上初の「水上警察」を題材に、水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。

「東京水上警察署」は2008年まで実在した署で、現在は「東京湾岸警察署・水上安全課」で一つの課となって存在。本作では、そんな水上警察が「東京水上警察署」として、再び一つの署となって復活。東京の海や川で起きるあらゆるジャンルの事件に挑む様子が描かれます。

2025年10月7日(火)に放送された第1話のあらすじ完全版を紹介します。

佐藤隆太主演!加藤シゲアキ(NEWS)&山下美月共演!火9ドラマ『新東京水上警察』登場人物・キャスト一覧

『新東京水上警察』第1話あらすじ完全版

東京湾沿いの港で、1人の男が海を見つめていた。男の名は、碇拓真(佐藤隆太)。所轄刑事として20年働き続けてきた熱血刑事だ。

その頃「東京水上警察署」では、署長・玉虫肇(椎名桔平)の音頭で発足式が行われていた。東京水上警察署は、明治時代から東京の海や河川の安全を守り続けてきたが、2008年の「湾岸警察署」の設立に併せて湾岸署内の「水上安全課」に縮小。しかしこの度、増加しつつある水上犯罪を取り締まるために湾岸署から独立することとなったのだ。

捜査を理由に発足式を無断欠席した碇を呼び戻すために派遣されたのは、警視庁捜査一課から異動してきたばかりの日下部峻(加藤シゲアキ)。

しかし港に到着した日下部は、漁船を奪って逃走する男・田淵響(山崎裕太)を追っていた碇と衝突。日下部を田淵の仲間だと誤認した碇は、日下部を海に投げ飛ばしてしまった…!

薬物の密輸船を狙う強盗グループのリーダーだと目される田淵を取り逃がした碇は、日下部の素性を知っても苛立ちを隠せない。一方の日下部も、泥臭い碇のやり方に不満を覚える。

一方、漁船が奪われたという情報を受けた海技職員の有馬礼子(山下美月)は、漁船の行方を追うべきだと判断。しかし、刑事ではなく逮捕権も持たない海技職員は「ただの運転手だ」と、上司から止められてしまう。

ようやく、碇と日下部も水上警察署に到着。共に「強行犯係」で働くのは、中間管理職気質の課長・高橋宗司(皆川猿時)、冷静でしっかり者の細野由起子(山口紗弥加)、鑑識出身の藤沢充(中尾明慶)、碇の大学の後輩で彼に憧れる遠藤康孝(齋藤璃佑)だ。

個性豊かなメンバーが集まった場に礼子も現れるが、碇は日下部と礼子の様子にある違和感を覚える。そんななか、人間の指が入った発泡スチロールが漂流しているという情報が入った。