そんななか、幹部たちの引き出物から「ガーラC 3時5分に変更」と書かれたカードが見つかる。「C」はチャペルの意味。二階堂は、乾と水上をチャペルに向かわせた。
チャペルに小型発信機を仕掛ける乾と水上。そこへ城山会のナンバー2・東雲二郎(星田英利)や利根川ユニオンのナンバー2・佐伯昌孝(正名僕蔵)ら幹部が入ってきた。
乾は身を隠したが、水上は間に合わず落とし物を探していたとごまかす。余興で注目を集めていたこともあり疑われることなく、監視を任される水上。
乾(藤井流星)&水上(本郷奏多)の活躍で両組織の幹部たちの思惑が判明!
幹部たちはある書類について話を始め、二階堂は水上に彼らの注意を引きつけるよう指示。すると水上は余興で見せた特技を披露し、その隙に乾が書類をスマホで撮影、二階堂に送る。
そこに写る「提携」の文字。これは暗殺計画ではなく、両組織が和解しようとしているのだ。それは、巨大麻薬カルテルが誕生してしまうことを意味していて…。

その時、乾のスマホが鳴り、見つかってしまう。この男はスパイで、城山会は信用できないと幹部たちに訴える水上。しかし、佐伯は乾と水上が一緒にいるのを見ており、2人がグルだと疑う。
疑いを晴らすため、水上は乾を殴るが、鉄製の燭台を渡し「やれ」と迫る佐伯。幹部たちは乾を羽交い締めにするが、乾はラグビーの経験を活かし、振り切って逃げ出した。
会場に飛び込み、司会者のマイクを奪った乾は「これは幹部たちのクーデターだ!このまま黙ってるわけにいかねえよな!」と叫ぶ。

会場は怒号に包まれ、大乱闘が開始。駆けつけた二階堂が指示を出し、捜査員が暴れる列席者を次々と逮捕していった。
スティンガースの活躍のおかげで、暴力行為で45人、指名手配犯も無事に全員逮捕。これで城山会も利根川ユニオンもほぼ壊滅。結婚式は両組織の幹部が企画し、生き残りをかけて手を組み、クーデターを起こそうとしたものだった。
