クレジットカードを使った被害を防ぐため、明細をこまめにチェック!

街角インタビューでは、クレジットカードで数百円などの少額決済を繰り返す手口の詐欺の被害に遭ったという声が多数聞かれました。

川村さんや千秋さんも、自分自身や家族、知人がカードの情報を盗み取られた経験があるそうですが、多田さんによると日本のクレジットカードの情報は闇サイトで高額で取り引きされているのだとか。

また、カード番号などをランダムに入力して、有効な数字の組み合わせを割り出す「クレジットマスター」という、防ぎようのない詐欺の手口もあるといいます。

千秋さんが「カードの明細をこまめにチェックすればいい」と主張すると多田さんは大きく頷きつつ、「カード会社によっては補償期間を過ぎると詐欺被害を補填してもらえなくなるので、気をつけて」と警鐘を鳴らしました。

「フィッシング詐欺」を防ぐには、メールで届いたURLはクリックせず、公式HPから確認を!

番組では、多田さんが「フィッシング詐欺」と思われるメールを検証している様子も取材。「証券会社」をかたったメールには、ログインIDやパスワードを抜き取る仕掛けが施されていたほか、「ポイントの有効期限が迫っている」などといったメールでは、住所やクレジットカード番号などの入力を求められる手口も存在しました。

一見本物のようなサイトでも、「入力させたい情報以外のリンク先がおかしい」「不自然な日本語が多い」など、偽サイトを見破るポイントはあるそうですが、「大前提として、メールで届いたURLは絶対にクリックしないでほしい」と多田さん。

Amazonをかたる詐欺メールも多くあるそうですが、ログイン後に「アカウントサービス」→「メッセージセンター」と進んでいくとAmazonから送られた多くのメールが見られるようになっています。Amazonによると、不審なメールが届いたら、まずは、この「メッセージセンター」を確認してみるのがオススメだそうです。

多田さんは最後に、「フィッシング詐欺」の被害に遭わないためのポイントを伝授。「パスワードの使い回し」や「証券口座やクレジットカードの履歴をこまめに確認」といった普段からの心がけが大切なほか、ワンタイムパスワードなども上手に使ってほしいと多田さんはアドバイスを送りました。

『ノンストップ!』(フジテレビ)2025年6月6日放送より