由紀さおりさんが、絶品「つくだ煮」と自分へのご褒美「カツカレー」を紹介しました。

『ノンストップ!』(フジテレビ)で、ゲストが行きつけのお店やグルメを紹介するコーナー「行きつけ教えます」。

由紀さおり

5月26日の放送に、昭和初期の名曲をカバーしたミニアルバム『SHOW(昭)TIME!』をリリースした由紀さおりさんが登場しました。

BOYS AND MEN小林豊、大先輩・由紀さおりのエールに「うれしい!」

『夜明けのスキャット』冒頭の歌詞がないのは即興だった!

1969年にリリースした由紀さんの代表曲『夜明けのスキャット』。

この曲の冒頭部分である1番の歌詞は「ルルル…ラララ…パパパ…アアア…ルルル…」と、歌詞の代わりに意味のない音節を歌う“スキャット”と呼ばれる歌唱法が使用されています。

当初『夜明けのスキャット』は、楽曲としての制作ではなく、深夜放送のラジオ『夜のバラード』のテーマ曲として冒頭部分のみが収録されたそうで、この部分は由紀さんが即興で考えたんだとか。

「作曲のいずみたく先生に呼ばれて、『ちょっと好きな歌詞で歌ってみて』と言われまして。最初はくぐもった感じに“ル”から“ラ”と明るくしていき、サビ部分は“パ”と破裂音を入れたんです。最後の4小節はため息のように“ア”から、出だしの“ル”に戻る構成にしてみました」と説明。

続けて、「私の時代はラジオの時代だったので、トランジスタラジオからこの曲を聴いた人に支持をいただいたようで。『この曲は?』と投書が段ボール一杯に毎週集まって、話題になったんです」と振り返りました。

「そうしたら、いずみ先生が『レコードにしたら売れるかもしれない』と。2コーラス目からは山上路夫先生が、いずみ先生に『観念的な歌の世界を描いてほしい』とお願いされて作詞されまして。今でも山上先生が『一番難しかった』とおっしゃるんです」と微笑みました。