5月16日、都内のコンサート会場に2人の女性アーティストが姿を現しました。
――おはようございます。きょうはどういったライブで?
辛島美登里(64):
きょうはですね永井真理子さんとの、二人でのコンサートなんですけど、いいライブに、元気が出るライブになるんじゃないかと思います。頑張りまーす。
続いて、現れたのは…
永井真理子(59):
おはようございま~す。ノンストップ!みんな笑顔になるような、体調万全でやって参りましたので、頑張ります!
この日行われていたのは辛島美登里さんと永井真理子さんによる「ベストフレンズフォーエバーコンサート2026」。楽曲の「ジャンル」も「雰囲気」もまったく異なる、辛島さんと永井さん。
そんな二人が、今回なぜ一緒にライブを行うことになったのでしょうか?
お互いを“恩人”と呼び合う…“知られざる絆”
初めての合同ライブの幕が上がると、息の合ったデュエットで会場中を心地よいハーモニーで包みます。
辛島:
一緒に歌うってことが初めてだよね。順番に歌うことはあっても。
永井:
はい!
初の合同ライブにも関わらず、ここまで息がピッタリなのには“ある理由”がありました。
【永井真理子】
ショートカットにジーンズ姿という、ボーイッシュなスタイルで人気を博し「ミラクル・ガール」や「ZUTTO」が大ヒット。
1992年には、女性アーティストとして初めて横浜スタジアムでの単独ライブを成功させるなど“ガールポップの女王”として一世を風靡しました。
【辛島美登里】
作曲家としてスタート、永井真理子さんに提供した楽曲などが話題となり、1990年歌手デビュー。その年「サイレント・イヴ」が大ヒット。
辛島:
一番最初は事務所が一緒で、これから真理ちゃんはデビューする。で、私は(作曲家として)曲書き。書いては落ち、書いては落ちで。もうやめようかなっていうぐらいギリギリだったんですけど。本当に真理ちゃんの曲に採用してもらってそこから私も事務所に所属をして…。
永井:
デビューされて。
辛島:
レコード会社も同じで。
永井:
というところがまあ出会いですよね、
辛島:
一番最初ですよね。
辛島さんが作った楽曲「瞳・元気」が、永井さんのセカンドシングルに採用されたことで、2人は対面を果たします。
♪瞳・元気
瞳はいつも元気 瞳は今日も元気 だけど ひとりきりじゃいられない
二人を引き合わせた「瞳・元気」。しかし、永井さんは当時、辛島さんにもの申したいことがあったそうで…。
永井:
難しいですよ!本当に転調が多いし。
辛島:
そうなんです。
永井:
旋律も下から上にポーンっていく。
辛島:
そうなんです。自分で作っておきながら、よくこんな難しいメロを歌うっていつも感心してました。
永井:
そういうの作るんだもーん。
辛島:
本当に聴く度に「よくぞ歌ってくださって本当にありがとうございました」ってずっと思ってました。
永井:
いやいや、とんでもないです先生。
そして、辛島先生の難曲で鍛えられた永井さんは、その後もヒットを連発。
「ZUTTO」や「ミラクル・ガール」などの名曲を世に送り出しました。
一方、音楽の道を諦める寸前だった辛島さんも、永井さんへの楽曲提供で話題を呼び、1990年に歌手デビュー。
同年リリースした「サイレント・イヴ」誕生につながりました。
――お互いが恩人?
辛島:
あ、でも私は本当にそうですね。
永井:
私もそうです。大先生(笑)
お互いに“恩人”と感謝する二人ですが…
――(当時)そんなにお話はされていない?
辛島:
いや全然
永井:
まずないですね。
辛島:
本当に忙しいし。で私も。
永井:
プライベートでね、お付き合いすることはまずなかった。
さらに、永井さんは結婚し、2003年にオーストラリアへ移住。音楽活動も休止に入り、完全に交流がなくなったといいます。
しかし…
30年の時を経て再会…そして“親友”に
永井:
50歳を迎える時に、全然まだ元気だし、もう一回絶対心の中に後悔を残したくないなっていう思いで、もう一回やってみようかなっていう時に、ちょうどデビュー30周年という時期で、ファンの皆さんも声をあげてくださったんですよ。
ファンの後押しを受け、永井さんは2017年、50歳の年に活動復帰。2022年に辛島さんとの再会を果たします。
辛島:
イベントで一緒になって。でも正直今言うけど、その真理ちゃんと同じ楽屋ですよって言われた時に、何しゃべればいればいいんだろうって…。
永井:
私リクエストしたんです。辛島さんと一緒だったらいいなって。楽しみで。
辛島:
よかったと思って。で会ったらね
永井:
もう止まらない。すごい広い楽屋だったんですけど。
辛島:
二人並んでメイクとかしていただいたりとかしてて。
永井:
そうですよね。そこで。そこからですよね。本当に話すようになったのは。
初めての出会いから、35年目にして意気投合。親友と呼べる仲になりました。
永井:
お茶、ランチしたりとか
辛島:
もうランチの時間じゃないっていう。ディナーの準備始まっちゃうみたいな
永井:
そうです。ラインとかもして。
辛島:
ほぼ毎日でしたね。
――時を超えて2回出会ったような?
二人:
そうなんですよね。そうです。本当にそうですね。そういう感じです。
そんな二人の再会を辛島さんが歌にした楽曲「シロツメ草」も今回のコンサートで披露されました。
♪シロツメ草
Hello Again, Hello again ピリオドには続きがあるんだね
永井:
でもよかった。本当によかった。また始めて。こうやって辛島さんとも、一緒に歌えるし。
辛島:
やっぱり自分でソロで歌ってる時よりも、なんか気持ちがほわっとする。
永井:
あ、本当にわかる!ありますよね。あれ初めての感覚で、ちょっと気分が少し楽になるんですよ。
“一人では不安でも親友と二人なら”。新たな可能性に胸が躍ります。
辛島:
また続けたい、チャレンジしていきたいです。ちょっと遠出をしてみたいなと。
永井:
いいですね~。行きたいです。いろんなところ行きたい。
辛島:
全国行きたい。
永井:
全国、北海道も大好きなので呼んでください。ぜひぜひ。
辛島:辛島美登里も…
永井:永井真理子も…
二人:ノンストップ!
(『ノンストップ!』2026年5月21日放送より)
